新潟が三遠に逆転勝利、滋賀は名古屋Dとの延長戦を制す/B1リーグ第30節

試合終了残り18秒、逆転のフリースローを決める新潟のガードナー [写真]=B.LEAGUE

 4月29日、B1リーグ第30節第1戦が各地で行われた。

 新潟アルビレックスBB三遠ネオフェニックスと対戦し、約2カ月ぶりにホームで白星。試合序盤からジョシュ・チルドレスを中心に攻めこまれ主導権を握れず、第3クォーターを終えて52-63と11点ビハインド。しかし最終クォーター、ダバンテ・ガードナークリント・チャップマンが得点を積み重ねて点差を縮め、試合終了残り1分39秒には佐藤公威の3ポイントシュートで73-73の同点に。三遠のチルドレスに得点を与えるが、新潟はチャップマンが3ポイントを決めて追いあげる。最後はガードナーと畠山俊樹が獲得したフリースローを沈め、最終スコア80-77で逆転勝利を果たした。

 滋賀レイクスターズはホームで名古屋ダイヤモンドドルフィンズを撃破した。最終クォーター残り2分16秒にクレイグ・ブラッキンズがシュートを決め73-75の2点差に。そこから得点が動かない中、同2秒にジュリアン・マブンガがドライブからダンクを成功させ、試合は延長戦に突入。オーバータイムでも拮抗した展開が続くが、同点で迎えた試合終了残り1分6秒にマブンガが3ポイントシュートを沈めると、さらに同44秒には狩野祐介も3ポイントを決めて6点をリードする。その後はファウルゲームを制し、89-81で勝利を収めた。

 アルバルク東京は敵地で仙台89ERSに快勝した。第1クォーター、約1カ月ぶりにウェンデル・ホワイト石川海斗が出場を果たした仙台に20点を与える。しかし第2クォーターはアウトサイドシュートを中心に攻めこみつつ失点を8点に抑え、36-28と8点リードで前半を終了。第3クォーターに入ると、田中大貴が3本の3ポイントを沈めるなどさらにたたみ掛け、64-44と点差を広げて最終クォーターに。その後も危なげなく試合を進め、79-62で勝利を挙げた。

 レバンガ北海道は敵地で秋田ノーザンハピネッツを下した。48-61と13点のビハインドで臨んだ最終クォーター、西川貴之のアウトサイドシュートを中心に猛攻を仕掛け、試合終了残り2分4秒には、西川のこの日3本目の3ポイントが決まり73-77の4点差に。その後は、ジャマール・ソープと西川がフリースローを沈め、試合を延長戦に持ちこんだ。オーバータイムでは、最初の約2分間でダニエル・ミラーと西川がフリースローを決め4点をリードすると、その後も主導権を握り、最終スコア90-85で勝利した。

 京都ハンナリーズ琉球ゴールデンキングスとの試合を制した。64-64の同点で迎えた試合終了残り5分29秒に小島元基がレイアップシュートを沈めてリードすると、直後には川嶋勇人がスティールから得点をマーク。その後も、マーカス・ダブがフリースロー、籔内幸樹が速攻から得点を決めるなど徐々にリードを広げて、同3分21秒には7点差に。終盤で勝負強さを見せた京都が、そのまま80-69で逃げきった。 

【試合結果】
新潟アルビレックスBB 80-77 三遠ネオフェニックス

滋賀レイクスターズ 89-81 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

仙台89ERS 62-79 アルバルク東京

秋田ノーザンハピネッツ 85-90 レバンガ北海道

琉球ゴールデンキングス 69-80 京都ハンナリーズ

モバイルバージョンを終了