B1リーグ最終節となる第32節第1戦が5月6日に各地で行われた。
西地区2位でのチャンピオンシップ進出を目指す琉球ゴールデンキングスと大阪エヴェッサによる試合は、延長戦の末に琉球が勝利した。第3クォーターを終えて16点のビハインドを背負ったが、第4クォーターに反撃。開始から渡辺竜之佑のバスケットカウントが決まり徐々に点差を縮めると、残り3分15秒から岸本隆一、アンソニー・マクヘンリー、レイショーン・テリーの3連続3ポイントシュートなどで76-76の同点に追いつき40分間を終えた。5分間の延長戦ではマクヘンリー、金城茂之の得点で先行すると、岸本のジャンプショット、渡辺のフリースローでリードを広げ、最終スコア88-83で勝利を収めた。CS進出最後のイスを懸けた一戦は、7日の最終戦にもつれこんだ。
アルバルク東京は敵地で秋田ノーザンハピネッツを下し、東地区2位を堅守。第1クォーターで3点ビハインドを背負ったが、第2クォーター残り26秒から田中大貴、正中岳城の連続得点で44-43と1点リードで前半を折り返した。同点に追いつかれて迎えた最後の10分間は残り2分10秒に74-78と追いかける展開となったが、同1分56秒から正中、ディアンテ・ギャレット、ジェフ・エアーズの3連続得点でリードを奪い、最終スコア83-80で接戦をものにした。
中地区2位の三遠ネオフェニックスは同5位の富山グラウジーズと対戦。前半を34-39で折り返したが、第3クォーター開始早々にジョシュ・チルドレスのジャンプショット、田渡修人の連続3ポイントシュートで逆転に成功する。その後も鹿野洵生の3ポイントなどで計31点を積みあげると、相手の得点を11点に抑えて65-50で最終クォーターへ突入。最後の10分間は終始リードを保ったまま試合を進め、83-68で勝利を収めた。
【試合結果】
琉球ゴールデンキングス 88-83 大阪エヴェッサ