2018.03.02

千葉ジェッツvsサンロッカーズ渋谷の同地区対決は、ライオンズとボイキンのマッチアップに注目

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 連勝での東地区首位浮上を狙ってアルバルク東京戦に臨んだ千葉ジェッツだったが、1戦目で敗れて首位浮上はならず、直接対決での負け越しも決定。さらには、西村文男が負傷で2戦目の欠場を強いられ、本職のポイントガードが阿部友和だけになってしまった。しかし、その2戦目は急造ポイントガードのレオ・ライオンズが15得点でチームをけん引し、ギャビン・エドワーズらのファウルトラブルも乗りきってリベンジ。窮地に陥ってもそれを乗り越える地力があることを証明した。

 今節の相手は同じ東地区のサンロッカーズ渋谷琉球ゴールデンキングスと戦った前節のSR渋谷は、1戦目は57得点しか奪えず、2戦目は77得点を奪ったが失点も増えてあえなく連敗。インサイドを固めるディフェンスにアジャストされる試合が増えており、今後は対応を迫られそうだ。

 SR渋谷は、本人の希望で退団したブランデン・ドーソンに代わる戦力としてルーベン・ボイキンを補強。ディフェンスとチームプレーを重視するスタイルで、チームにはすぐにフィットするだろう。ライオンズのようなタイプの選手を守ることも苦にせず、このマッチアップは勝敗を分けるポイントの1つになるだろう。

文=吉川哲彦

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