2018.03.17

強敵を迎え撃つサンロッカーズ渋谷、序盤の激しいプレッシャーで相手の体力を奪いたい

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 ディフェンスが崩れる試合が目立ち始めているサンロッカーズ渋谷は、前節のアルバルク東京戦も連敗。1戦目は81得点を挙げる一方で87失点を喫した。2戦目は失点を75点まで減らしたが、得点も67点まで減ってしまった。6連敗で“貯金”はわずか2つとなり、ついに栃木ブレックスに東地区4位の座を明け渡した。チャンピオンシップ進出圏内に戻るためにも強固なディフェンスを取り戻したいが、今節の相手はリーグ最多得点のシーホース三河だ。

 その三河はレバンガ北海道に連勝。琉球ゴールデンキングスが連敗したことにより、リーグ全体の首位に立った。北海道との1戦目は第1クォーターに奪ったリードを徐々に追いあげられたが1点差で逃げきり。コートニー・シムズが欠場した2戦目もスタートダッシュで主導権を握り、95得点を積みあげた。ただ、そのうちベンチメンバーが挙げたのは松井啓十郎の2得点のみだ。

 スターターの出場時間が長い三河に対し、SR渋谷は序盤から激しくプレッシャーを掛けて相手の体力を奪いたい。特に、前節2戦目で11本のオフェンスリバウンドをもぎ取ったアイザック・バッツに、ロバート・サクレジョシュ・ハレルソンがフィジカルで対抗する必要がある。

文=吉川哲彦

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