2018.04.13

開幕節以来の激突、西宮ストークスは強豪相手に攻守両面でプレー精度を上げられるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 前節は千葉ジェッツにとって、リーグ全体の首位であるシーホース三河との直接対決で2勝差に迫るチャンス。1戦目は後半にディフェンスを強めて19点差をつける快勝だったが、2戦目は出だしから相手の猛攻をまともに受けてしまい、102失点で18点差の完敗に終わった。1勝1敗で並んで得失点差は1点上回ったが、4勝差を縮めることはできず。残り9試合でひっくり返すのは難しい状況だ。

 今節は開幕節以来となる西宮ストークス戦。その西宮は、インフルエンザで3人が欠場した横浜ビー・コルセアーズから白星を奪うチャンスを逸し、「B1 残留プレーオフ 2017-18」出場が確定した。1戦目は前半に圧倒されて38点差の大敗。岡田優の19得点などで粘った2戦目も、89失点とディフェンスが通じなかった。ドゥレイロン・バーンズが2戦目で約3分間しか出場していないのも気になるところだ。

 西宮は残留プレーオフに備える上で、まず今節は千葉を相手に攻守両面でプレーの精度をどこまで上げられるか。対する千葉も残り試合はすべて、今季限りでの引退を表明した伊藤俊亮の花道を飾る会心のバスケットを披露したい。ともにモチベーションを高く持って試合に臨まなければならない。

文=吉川哲彦

この試合の他の記事

BASKETBALLKING VIDEO