西地区首位攻防戦、名古屋ダイヤモンドドルフィンズはホームでリベンジなるか

名古屋ダイヤモンドドルフィンズvs琉球ゴールデンキングス(@パークアリーナ小牧)
第1戦:12月15日16時5分、第2戦:12月16日15時5分

 14勝8敗の名古屋ダイヤモンドドルフィンズと16勝6敗の琉球ゴールデンキングスによる西地区首位攻防戦が行われる。

 前節の第13節は1試合限りの水曜開催。名古屋Dは敵地でライジングゼファー福岡と顔を合わせた。前々節に続いてジャスティン・バーレルを欠く中、第1クォーターにクレイグ・ブラッキンズが3本、安藤周人が2本、マーキース・カミングス張本天傑中東泰斗がそれぞれ1本の3ポイントを炸裂。一気に12点のリードを奪い、最終スコア102-81と自慢のオフェンス力を見せつけた。チーム全体でシュート精度が高く、フリースローを14本中11本、2ポイントを36本中23本、3ポイントを29本中15本といずれも高確率で成功。ただ、第11節から97点、98点、95点、94点、81点と大量失点が続いていることは気がかりだ。

 アイラ・ブラウンが戦列を離れている琉球は京都ハンナリーズと対戦し、87-71と16点差で快勝した。14アシストの並里成が試合をコントロールすれば、古川孝敏は6本の3ポイントを含む今季最多24得点をマーク。ブラウン不在の中、ジョシュ・スコットは24得点11リバウンド、ジェフ・エアーズは18得点13リバウンドを挙げるなどゴール下に君臨し、194センチの寒竹隼人は少ないプレータイムでも3得点1リバウンド1ブロックと貢献した。

 前回の対戦は10月の第2節で、その時は名古屋Dが2連敗。1戦目は試合終了残り7秒に87-88と勝ち越され、2戦目は第1クォーターのビハインドが響いて68-79で敗れた。2試合とも1ケタ点差と接戦を演じているため、ホームでの今節で直接対決の成績を五分に戻し、さらに得失点差でも上回れるか。また、第15節で川崎ブレイブサンダース戦、第16節で滋賀レイクスターズ戦、第17節で栃木ブレックス戦を控えており、琉球撃破で波に乗っておきたいところだ。

■ロースター
・名古屋D(ヘッドコーチ:梶山信吾)
小林遥太
マーキース・カミングス
満田丈太郎
菊池真人
張本天傑
安藤周人
中東泰斗
笠井康平
中務敏宏
笹山貴哉
ジャスティン・バーレル
クレイグ・ブラッキンズ

・琉球(ヘッドコーチ:佐々宜央)
石崎巧
橋本竜馬
並里成
金城茂之
須田侑太郎
ジェフ・エアーズ
岸本隆一
寒竹隼人
田代直希
アイラ・ブラウン
ジョシュ・スコット
古川孝敏

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