B1は折り返し地点、個人スタッツのトップ3をチェック

B1リーグはレギュラーシーズン31試合が終了。各個人スタッツの上位3人をピックアップした [写真]=B.LEAGUE

 1月6日のB1リーグ第18節をもって、レギュラーシーズンの約半分となる31試合が終了。東地区は千葉ジェッツ、中地区は新潟アルビレックスBB、西地区は琉球ゴールデンキングスがそれぞれ首位に立っている。今回は個人スタッツに注目。シーズン終了後に表彰される、得点、アシスト、スティール、ブロック、リバウンド、フリースロー成功率、3ポイントシュート成功率の個人成績7項目におけるトップ3を、レギュラーシーズン4分の1終了時点と比較しながら見ていきたい。(※試合数の85パーセント以上出場の選手が対象)

■得点
1:ダバンテ・ガードナー新潟アルビレックスBB/26.8得点)
2:レオ・ライオンズ富山グラウジーズ/23.1得点)
3:ライアン・ロシター(栃木ブレックス/23.0得点)

依然として昨季得点王のガードナーが首位を独走中。フィールドゴール成功率56.7パーセントと高確率でショットを沈めていることに加え、フリースロー成功率も83.9パーセントと高水準をマークしていることも要因だろう。
 
■アシスト
1:並里成琉球ゴールデンキングス/7.2アシスト)
2:松島良豪レバンガ北海道/6.2アシスト)
3:中山拓哉秋田ノーザンハピネッツ/5.7アシスト)

並里がリーグトップをキープ。西地区首位チームの司令塔としてここまで申し分ない成績を残している。また、2位の松島とともに、チームメートの多嶋朝飛も5位にランクインしており、2人でチームの半数以上のアシストを稼いでいる計算。出場試合数こそ足りないものの、今季すでに2度の“トリプルダブル”を達成したジュリアン・マブンガ京都ハンナリーズ)がリーグ2位の220アシスト(1試合平均7.2アシスト)をマークしている。
 
■スティール
1:中山拓哉秋田ノーザンハピネッツ/2.4スティール)
2:ジェフ・ギブス(栃木ブレックス/2.1スティール)
3:マイケル・パーカー千葉ジェッツ/2.0スティール)

B2スティール王の中山がトップを走り、リーグ1位のスティール数を誇る秋田を攻守両面でけん引している。昨季B1スティール王のパーカーは1試合平均1.7スティール(15試合終了時点)から2.0スティールまで数字を上げ、後半戦での追いあげを図る。
 
■ブロック
1:カディーム・コールビー秋田ノーザンハピネッツ/2.5ブロック)
2:デイヴィッド・サイモン京都ハンナリーズ/2.3ブロック)
3:ジョシュ・ハレルソン大阪エヴェッサ/1.6ブロック)

コールビーが首位の座をキープ。平均ブロック数ではコールビーに軍配が上がるが、サイモンは総数でリーグトップの座に君臨しており、この2人のブロック王争いは今後激しさが増しそうだ。
 
■リバウンド
1:ジョシュ・ハレルソン大阪エヴェッサ/12.4リバウンド)
2:ライアン・ロシター(栃木ブレックス/11.9リバウンド)
3:ガニ・ラワル滋賀レイクスターズ/11.9リバウンド)

ブロック部門3位のハレルソンがリバウンド部門では首位に浮上。3位のラワルは、オフェンスリバウンドではリーグトップの数字をマークしている。
 
■フリースロー成功率
1:金丸晃輔シーホース三河/91.7パーセント)
2:安藤誓哉アルバルク東京/91.4パーセント)
3:岡田優介京都ハンナリーズ/88.9パーセント)

徐々に確率が収束してきたフリースロー成功率では、金丸が1位に立った。また規定数には達していないものの、前回首位の阿部友和富山グラウジーズ)は成功率96.4パーセント(28本中27本)と高確率を記録している。
 
■3ポイントシュート成功率
1:石井講祐千葉ジェッツ/47.7パーセント)
2:金丸晃輔シーホース三河/46.8パーセント)
3:遠藤祐亮(栃木ブレックス/45.8パーセント)

石井がリーグ最高となる47.7パーセント。昨季はリーグに1人しかいなかった成功率40パーセント超えの選手が今季は現時点で6人おり、リーグ全体の3ポイント技術の向上がうかえる。

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