■三遠ネオフェニックスvs横浜ビー・コルセアーズ(@豊橋市総合体育館)
1月16日19時5分
中地区5位の三遠ネオフェニックスと同地区6位の横浜ビーコルセアーズが、第8節以来となる対決を迎える。
三遠は前節、敵地でライジングゼファー福岡と今季初対戦。第1戦は、前半に6点のビハインドを背負ったものの、計20得点を挙げた川嶋勇人、18得点を挙げたジョシュ・チルドレスを中心に後半を48-30とし見事な逆転勝利を収めた。続く2戦目も第1戦と同じような展開に。前半をリードされて終えたが、後半に攻守が噛み合って最終的に19点差をつけて快勝。いい形で2019年のスタートを切った。
対する横浜は、ホームで西地区2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズを迎え撃った。第1戦は新加入のブランドン・コストナーが39得点の活躍、川村卓也が22得点を挙げてB1通算2000得点を達成。だが、コストナーのファウルアウト、マーキース・カミングスに40得点を与えるなどで、延長戦までもつれこむ打ち合いに敗れた。それでも、第2戦ではしっかりとリベンジ。コストナーが第1クォーターだけで14得点を挙げる活躍で14点のリードを作ると、最後までこのリードを守りきった。
ともに「第94回天皇杯・第85回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」のファイナルラウンドを戦っていないだけに、準備は万全と言っていいだろう。前回の対戦では、2ポイント成功率67.4パーセント、3ポイント成功率は42.9パーセントと高確率でシュートを沈めた三遠が97-90で勝利している。だが、両軍ともに現在は外国籍選手を入れ替えており、三遠はジョシュ・チルドレス、横浜はコストナーに加えプリンス・イベとアーサー・スティーブンソンが加入している。ホームの三遠は、まず1得点にとどまった1戦を除けば、加入後の4試合で平均27.8得点と大暴れしているコストナーをどう抑えるかが重要。現時点ではまだ日本のジャッジに慣れていないため、名古屋D戦のようにファウルを誘うプレーでリズムを崩していきたい。対する横浜は、エースの川村も直近3試合で平均23得点を記録中。中外でキーマンが好調を維持しているだけに、攻撃力で相手を押しきり、次節ホームでの川崎ブレイブサンダース戦に勢いをつけたいところだ。
■ロースター
・三遠(ヘッドコーチ:藤田弘輝)
ジョシュ・チルドレス
寺園脩斗
川嶋勇人
長谷川智伸
渡邊翔太
太田敦也
岡田慎吾
ダシルバヒサシ
鈴木達也
菅野翔太
ウィリアム・マクドナルド
田渡修人
・横浜(ヘッドコーチ:トーマス・ウィスマン)
細谷将司
川村卓也
高島一貴
湊谷安玲久司朱
中村太地
橋本尚明
ハンター・コート
田渡凌
竹田謙
エドワード・モリス
プリンス・イベ
小原翼
アーサー・スティーブンソン
ブランドン・コストナー