10月5日から9日にかけてルーマニアのブカレストにて「FIBA 3x3 U23ワールドカップ2022」が開催され、男子日本代表は6位で今大会を終えた。

　男女各20カ国がエントリーしている同大会では、グループフェーズを勝ち抜いた各グループの上位2チームがトーナメントフェーズに進出。男子日本代表は改田拓哉（TSUKUBA ALBORADA）、小澤崚（SAITAMA ALPHAS）、江原信太朗（東海大学）、益子拓己（拓殖大学）の4名で今大会に臨んだ。

　グループフェーズ第1戦でチャイニーズ・タイペイ代表と対戦。小澤が3本の2ポイントシュートを含む8得点とチームをけん引し、22－12で日本が快勝した。さらに、第2戦ではリトアニア代表と対戦。江原が7得点と奮闘するも、17－21で黒星を喫した。

　それでも、第3戦のエジプト代表との試合では、小澤が5本の2ポイントを含む14得点と躍動し、22－13で快勝する。さらに、続くルーマニア代表との試合ではチーム全員でバランス良く得点を重ね、22－15で勝利。3勝1敗でプールBの2位となり、トーナメントフェーズ進出を果たした。

高いシュート力で得点を重ねた小澤［写真］＝fiba.com

　トーナメントフェーズの初戦ではプールDを全勝で勝ち上がったセルビア代表と対戦。小澤と江原が7得点と奮闘するも、17－20で敗れ、ベスト8で敗退した。また、日本の最終順位は今大会での勝利数や総得点数により、6位となった。

　なお、日本を下したセルビアは決勝へ進出し、ポーランドと対戦。試合はポーランドが21－20で勝利を収め、見事優勝を果たした。

　今大会の最終順位は以下のとおり。

■男子最終順位
金メダル：ポーランド
銀メダル：セルビア
銅メダル：フランス
4位：リトアニア
5位：ラトビア
6位：日本
7位：中国
8位：ドイツ
9位：モンゴル
10位：エジプト
11位：イスラエル
12位：ウクライナ
13位：ルーマニア
14位：ブラジル
15位：オランダ
16位：カタール
17位：チリ
18位：カザフスタン
19位：スロバキア
20位：チャイニーズ・タイペイ