JX-ENEOSサンフラワーズが皇后杯5連覇達成!決勝でデンソーアイリスに22点差勝利

キャプテンの吉田亜沙美は10得点9アシストで勝利に貢献[写真]=山口剛生

 1月7日、さいたまスーパーアリーナで「第93回天皇杯・第84回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」の女子決勝戦が行われ、大会5連覇が懸かるJX-ENEOSサンフラワーズと初優勝を狙うデンソーアイリスが対戦した。

 第1クォーター開始30秒、篠原華実の先制点でデンソーが試合を動かすと、髙田真希が次々とシュートを沈め開始約3分間で2-8とした。しかし、JX-ENEOSも岡本彩也花、大崎佑圭の得点で盛り返し、残り4分27秒にリードを奪う。その後は互いに点を取り合い拮抗したが、JX-ENEOS1点ビハインドで最初の10分間を終えた。

 続く第2クォーターもデンソーが先制点を記録。しかし、開始2分13秒から吉田亜沙美、宮澤夕貴の連続得点が決まり22-20とJX-ENEOSが再びリード。すると、大沼美琴、宮澤の3ポイント、渡嘉敷来夢のインサイドで得点を積みあげ、40-29で試合を折り返した。

日本代表同士が火花を散らしたデンソー髙田(写真左)、JX-ENEOS渡嘉敷のマッチアップ [写真]=山口剛生

 第3クォーター、JX-ENEOSは大崎と渡嘉敷が奮起。開始早々から立て続けに得点をマークし、残り5分35秒時点で点差を一気に18点まで広げる。終盤の同58秒には宮澤の3ポイントも飛び出し、この10分間を22-12とした。

 62-41で迎えた第4クォーターは、序盤でJX-ENEOSが24点差とすると、林咲希、宮崎早織などのベンチメンバーをコートに送り出す。それでも、点差を保ったまま危なげなく試合を進め、最終スコア84ー62でタイムアップ。デンソー相手に快勝したJX-ENEOSが見事大会5連覇を達成した。

【試合結果】
JX-ENEOSサンフラワーズ 84-62 デンソーアイリス(@さいたまスーパーアリーナ)
JX-ENEOS|15|25|22|22|=84
デンソー |16|13|12|21|=62

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