2020.10.20

アルバルク東京は菊地祥平と竹内譲次のベテラン勢に期待、宇都宮ブレックスは今節で昨季の“因縁”を晴らしたい

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

アルバルク東京 vs 宇都宮ブレックス(@アリーナ立川立飛)
10月21日19時5分

 昨シーズンB1東地区優勝を手にしたアルバルク東京。そのA東京に対して試合数が1試合分少なかったこともあり、1勝差で地区優勝を逃した宇都宮ブレックスによる今季初対決。現在ともに5勝1敗で並ぶ好カードの舞台はアリーナ立川立飛だ。

 A東京は現在4連勝中。前節、敵地での横浜ビー・コルセアーズとの2連戦は83-57で第1戦は快勝した。最大32点リードを作ると、小島元基が右ひざ外側半月板のケガから約1年ぶりに戦列復帰。試合終了残り33秒には、3ポイントシュートを決めて自身の復帰に華を添えた。第2戦は一転して苦戦を強いられたA東京だったが、第2、第3クォーターで作ったリードを守り抜いて7点差で競り勝った。

 千葉ジェッツとのアウェーゲームに挑んだ宇都宮は、1勝1敗で前節を終えた。第1戦はライアン・ロシターが37得点を挙げるも孤軍奮闘する形となり、守備でも計87失点で今季初黒星。連敗を避けたい第2戦は、終始ディフェンスの強度を保って相手を67得点に抑えると、攻撃では計25アシスト、11本の3ポイントを沈めてリベンジに成功した。

 ホームでライバルを退けたいA東京は、前節チームをけん引した菊地祥平竹内譲次の活躍に引き続き期待したい。2人のベテランが、守備だけでなく攻撃でも存在感を示せば勝利は大きく傾くはずだ。対する宇都宮は前節第2戦の快勝を教訓に、立ち上がりからエナジー全開で主導権を握りたい。また、千葉戦では計5得点に留まった遠藤祐亮の出来も勝敗を左右するだろう。

文=小沼克年

■ロスター
・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
安藤誓哉
ケビン・ジョーンズ
ザック・バランスキー
須田侑太郎
菊地祥平
竹内譲次
平岩玄
田中大貴
津山尚大
カイル・バローン
アレックス・カーク
小酒部泰暉 ※特別指定

・宇都宮(ヘッドコーチ:安齋竜三)
田臥勇太
ジェフ・ギブス
LJ・ピーク
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
渡邉裕規
鵤誠司
ライアン・ロシター
喜多川修平
ジョシュ・スコット

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