2022.03.09

【島根vs琉球】両者にとって重要な2連戦、負けられない島根は琉球の堅守を崩せるか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

島根スサノオマジック vs 琉球ゴールデンキングス(@松江市総合体育館)
第1戦:3月11日19時5分 第2戦:3月12日19時5分

 西地区1位で地区優勝マジック点灯中の琉球ゴールデンキングスと、同2位の島根スサノオマジックによる今シーズン初対決が実現。どちらかが連勝すると、今後の西地区優勝争いの行方も左右する重要な2連戦と言える。追いかける島根にとっては、ホームの後押しを背に是が非でも2連勝を収めたいところだ。

 両チームの過去2シーズンの対戦成績を振り返ると、6勝0敗で琉球が島根を圧倒している。しかし、島根は今シーズン、安藤誓哉金丸晃輔が加入するなど大型補強を敢行。琉球に引けを取らない戦力をそろえており、すでに千葉ジェッツ宇都宮ブレックスアルバルク東京といった東地区の強豪からも白星を奪っている。

 トランジションを軸とした高い得点力が自慢の島根に対し、リーグ屈指のディフェンス力が武器の琉球による対決は、やはりお互いが持ち味を発揮できるかが重要なポイントとなるだろう。

 各ポジションでのマッチアップも激しい闘いが予想され、安藤vs並里成の司令塔対決、ウイング陣ではペリン・ビュフォードvsドウェイン・エバンス、そしてインサイドではニック・ケイジャック・クーリーによる激しい主導権争いが繰り広げられるはずだ。

 さらに、島根としては抜群の運動能力を誇るコー・フリッピンにも警戒が必要。白濱僚祐阿部諒がディフェンス面でチームを救えるかにも注目したい。一方の琉球は、連勝を収めれば地区優勝へさらに加速する。岸本隆一の長距離砲が炸裂すれば、その可能性も大いに高まるだろう。

文=小沼克年

■ロスター
・島根(HC:ポール・ヘナレ)
後藤翔平
ペリン・ビュフォード
安藤誓哉
ニック・ケイ
山下泰弘
北川弘
リード・トラビス
土家大輝 ※特別指定
阿部諒
金丸晃輔
白濱僚祐
小阪彰久
ウィリアムスニカ

・琉球(HC:桶谷大)
小寺ハミルトンゲイリー
並里成
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
渡邉飛勇
松本礼太 ※特別指定
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利

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