2022.03.22

【秋田vs宇都宮】堅守を武器とする両軍、守り合いを制するのは一体どちらか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

秋田ノーザンハピネッツ vs 宇都宮ブレックス(@CNAアリーナ☆あきた)
3月23日19時5分

 秋田ノーザンハピネッツは前節、ホームに川崎ブレイブサンダースを迎え撃ったが、結果は2連敗。第1戦は序盤に背負った12点ビハインドを最後までひっくり返せず79-94で落とすと、第2戦は前半で奪われた16点のリードを第3クォーターで巻き返し、一時は逆転に成功するも、試合終了間際に得点を奪えず勝利を逃した。

 ワイルドカード2位の秋田が今節ホームに迎えるのは、同1位の宇都宮ブレックス。引き続き強敵が相手となるが、チャンピオンシップ出場圏内を維持するためにも連敗は避けたい。

 前節、宇都宮はレバンガ北海道との連戦を1勝1敗で終えた。延長戦までもつれ込んだ第1戦では、勝負の時間帯で橋本竜馬に2本の3ポイントシュートを浴び、89-98で敗戦。しかし、翌日は5点ビハインドでスタートとした第2クォーターに24-8と突き放して連敗を阻止。試合を通じてややシュート精度を欠いたものの、15得点を挙げた比江島慎が攻撃を引っ張った。

 両者は2021年12月15日に対戦し、宇都宮が87-72で勝利した。秋田はその試合で第1クォーターに28失点を喫しているため、立ち上がりの出来が1つのポイントに挙げられる。まずは一人ひとりがオフェンスよりもディフェンスの意識を高め、ロースコアの競り合いに持ち込みたい。

 堅守を武器とする宇都宮としても、今節は“守り合い“を制して秋田との差を広げたい。田口成浩古川孝敏のシューターに加え、前回24得点を奪われたジョーダン・グリンを封じることが勝利への近道となるだろう。

文=小沼克年

■ロスター
・秋田(HC:前田顕蔵)
王偉嘉
大浦颯太
田口成浩
ジョーダン・グリン
アレックス・デイビス
川嶋勇人
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
カディーム・コールビー ※インジュアリーリスト
コルトン・アイバーソン
古川孝敏

・宇都宮(HC:安齋竜三)
田臥勇太
ブランドン・ジャワト
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
渡邉裕規
鵤誠司
チェイス・フィーラー
喜多川修平
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ

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