2022.07.22

滋賀が狩野祐介への処分を発表…自宅謹慎やチーム活動への参加禁止、報酬カット

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 滋賀レイクスは22日、週刊誌でプライベート上のトラブルを報じられた狩野祐介への処分を発表した。

 発表によると、7月31日まで自宅謹慎、8月31日までチーム活動への参加禁止、謹慎期間中の報酬カット、社会奉仕活動への従事を命じたとのこと。また、滋賀の代表取締役社長兼ゼネラルマネージャーを務める釜渕俊彦氏は、役員報酬1カ月分の10パーセントを3カ月間自主返納するという。

 釜渕氏は発表に際し、以下のとおりコメントしている。

「弊社所属選手の問題で多くの関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません。

 とりわけ、滋賀レイクスのパートナー、ブースターの皆様におかれましては、狩野祐介選手の3季ぶりの復帰に大きな期待をかけていただいていたところ、このような形で裏切ることになってしまい、クラブ運営およびチーム編成の責任者として申し開きのしようもありません。

『滋賀の誇り』となることを目指すレイクスにとって、選手並びにスタッフや社員は、地域において模範となり憧れを抱かれる存在として高い規範意識を持ち続ける必要があります。その意味において、狩野選手の一連の行動は、個人のプライベートの問題として見過ごす訳にはいきません。

 本件を機に、改めてクラブ全体でミッション、ビジョン、バリューの理解と浸透を徹底するとともに、狩野選手には公私を含めたプロ選手としてのあり方を見つめ直し、スタートラインへと戻ってくることを求めます。公式戦への出場については処分期間の狩野選手の行動を踏まえて判断いたします。

 改めてとなりますが、今回の事象を重く受け止め、損なわれた信頼の回復に、狩野選手とともに全身全霊で取り組んで参ります」

 また、狩野は直筆の謝罪文を発表。「記事にありますとおり、私に不貞行為があったこと、その後妻と別居し、現在離婚調停中であることはいずれも事実であり、そのことについては弁解の余地はありません」とし、「今後については誠心誠意の対応をさせていただくとともに、今一度プロアスリート、社会人として自分を見つめ直し、失ってしまった信頼を取り戻せるよう日々の行動から積み重ねて参りたいと存じます。この度は誠に申し訳ございませんでした」とコメントした。

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