2023.04.13

【滋賀vs琉球】逆転西地区優勝を目指す琉球に、滋賀はB1残留への強い意志で立ち向かう

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

滋賀レイクスvs琉球ゴールデンキングス(@滋賀ダイハツアリーナ)
GAME1:4月15日14時5分、GAME2:4月16日14時5分

 前々節はファイティングイーグルス名古屋に連勝し、直近の8試合で6勝2敗と上昇気流に乗っていた滋賀レイクス。今シーズンの対戦で3戦3敗の名古屋ダイヤモンドドルフィンズにも土をつけそうな勢いだったが、名古屋Dがベンチ登録人数の要件を満たすことができず、試合はやむなく中止となってしまった。ただし、これが不戦勝扱いとなったことで、B2降格圏内の2チームにゲーム差を縮められるのを避けることができた。水曜開催が続くなか、束の間の休息が取れたこともプラスに働くはずだ。

 琉球ゴールデンキングスは、今シーズンの対戦成績でリードを許している島根スサノオマジックとのレギュラーシーズン最後の対決に臨み、第1クォーターで20-9と先手を取ると、後半は常に10点以上のリードを保つ盤石の展開で勝利した。これで2勝2敗の五分となったうえ、マイナス3点だった得失点差をプラス12点とし、対戦成績で優位に立った。残り9試合で2ゲーム差を追いつけば、6シーズン連続の西地区制覇。逆転のチャンスは十分にある。

 第6節の対戦では琉球が2勝しているが、GAME2が5点差という接戦だったことは、勢いもある今の滋賀にとってはより前向きに受け止められる。フリースローでの失点の多さが敗因の一つであり、ファウル数が減っている今はフリースロー試投数の多い琉球の強みを消すことも可能。B1残留にかける強い意志も、琉球に対して優位に立てる材料となるに違いない。

文=吉川哲彦

■ロスター
・滋賀(HC:ダビー・ゴメス)
ケルヴィン・マーティン
テーブス海
杉浦佑成
柏倉哲平
キーファー・ラベナ
野本大智
星野京介
デクアン・ジョーンズ
イヴァン・ブバ
狩野祐介
湧川颯斗 ※特別指定
森山修斗
川真田紘也

・琉球(HC:桶谷大)
ジョシュ・ダンカン
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
渡邉飛勇
松本礼太
岸本隆一
松脇圭志
田代直希
今村佳太
カール・タマヨ
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利

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