2023.04.18

【宇都宮vs北海道】宇都宮はブレアリ最終戦を勝利で飾りたい…北海道は前回に続き撃破なるか

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

宇都宮ブレックスvsレバンガ北海道(@ブレックスアリーナ宇都宮)
4月19日19時25分

 宇都宮ブレックスは前節、群馬クレインサンダーズと1勝1敗の痛み分け。ジョシュ・スコットを欠くなか、GAME1は71-79で逆転負けしたが、GAME2は序盤から激しいディフェンスで圧倒した。前日に劣勢だったゴール下の攻防でもアイザック・フォトゥグラント・ジェレットなどが奮起し、全12選手が得点を挙げるなど、82-57で取り返した。

 そんな宇都宮は今節、今シーズンのブレックスアリーナ宇都宮での最終戦を迎える。26勝27敗であるが、Bリーグ参入以降、全シーズンで勝ち越しているため、レバンガ北海道戦で白星を先行させたい。ただ、第22節のGAME2で敗れた相手だけに、ショーン・ロングブロック・モータムの得点源封じは必要不可欠。スコットの状態次第では、竹内公輔やヤン ジェミンの働きもカギを握るだろう。

 対する北海道は前節、千葉ジェッツに敗れて連敗が「3」に伸びた。GAME1を71-96、GAME2も54-80の完敗。ただ、GAME2はロングとモータムを欠きながらも、序盤からマンツーマンディフェンスとゾーンディフェンスを駆使し、15得点の寺園脩斗を筆頭に、チームで3ポイントシュートを30本放つなど、アウトサイドを起点とした攻撃で奮闘した。

 北海道は3ポイントシュートの成功率を前節GAME2の23.3パーセントからどれだけ上げられるか。ロングとモータムが復帰しても、2人へ厳しいマークが予想されるため、中野司橋本竜馬なども射抜き、オフェンスを機能させたい。さらに前回対戦で相手を苦しめたディフェンスを再現するため、サムソン・フローリングやナナー ダニエル弾も強さを見せられるか注目だ。

文=大橋裕之

■ロスター
・宇都宮(HC:佐々宜央)
田臥勇太
笠井康平
ヤンジェミン
比江島慎
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
高島紳司 ※特別指定
渡邉裕規
鵤誠司
喜多川修平
グラント・ジェレット
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ

・北海道(HC代行:小野寺龍太郎)
橋本竜馬
ナナーダニエル弾
ドワイト・ラモス
寺園脩斗
中野司
高橋耕陽
荒川颯
桜井良太
島谷怜※特別指定
ブロック・モータム
サムソン・フローリング
ショーン・ロング
デモン・ブルックス ※インジュアリーリスト
内藤耀悠 ※ユース育成特別枠
松下裕汰

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