2024.04.24

ベンドラメ礼生が残る4戦へ「1試合、1試合が最後だと思って」…渡邊雄太のB参戦にも言及

渡邊参戦によるBリーグの盛り上がりに期待を寄せたサンロッカーズ渋谷のベンドラメ礼生 [写真]=B.LEAGUE
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 渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)が発表したBリーグ入りの話題は、ファンのみならず選手にも驚きを与えた。

 4月21日に青山学院記念館で行われた三遠ネオフェニックスとの試合後、サンロッカーズ渋谷ベンドラメ礼生は高校時代に対戦経験があり、日本代表でともに戦った後輩について触れた。

「彼がNBAで残してきたことは日本の子どもたちに夢を与えたと思います。Bリーグでプレーすることを彼の口から聞けて良かったです。彼が日本に来ることによって、またBリーグが盛り上がり、メディアでも取り扱ってもらうことが増えると思うのですごく楽しみです」

 そのベンドラメが所属するSR渋谷は「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24」進出に向けて激しい順位争いを繰り広げており、すでに中地区優勝を決めている三遠を相手に価値ある連勝。中地区3位に浮上し、残る4試合へ望みをつないだ。

キャプテンとしてチームを引っ張るベンドラメ礼生 [写真]=B.LEAGUE

「1試合、1試合が最後の試合だと思って、すべてをかけるつもりでやっている」というベンドラメは、第35節で対戦する同4位の川崎ブレイブサンダース戦に向けて「ホームの空気感に飲まれないように、しっかりと自分たちのバスケットをやっていきたい」と意気込んだ。

 川崎との前回対戦は10日の第31節。第1クォーターから14点のビハインドを背負い、最終スコア52-80と完敗を喫した。ベンドラメは「貢献できる一つのポイント」と自負するディフェンスがカギになると明かした。

「前回は(ニック)ファジーカス選手のところでスイッチした時、効果的にミスマッチを突かれ、点数を重ねられて流れを持っていかれた時間帯がありました。今日(の試合)もそういうシチュエーションが多かったです。そこでファウルをうまく使いつつ、全員で我慢してついていく時間が長いほど、僕たちのリズムに引き込むことができると思います」

 チャンピオンシップの出場枠は残り3つ。熾烈を極める争いから目が離せない。

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