2019.07.13

インターハイ女子注目校(1)岐阜女子(岐阜)「作り上げた精巧なチームプレーで夏の頂点へ」

2年ぶりの優勝を狙う岐阜女子高校[写真]=田島早苗
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7月28日から8月2日にかけて鹿児島県で行われる「令和元年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」。バスケットボールキングでは、“令和初”の高校チャンピオンを決する夏の全国大会を前に、今大会で見るべき注目チームをピックアップした。

■女子注目チーム(2)岐阜女子高校(岐阜県)

 精巧に作り上げられたプレーで全国トップレベルに位置する岐阜女子高校(岐阜県)。選手たちのプレーへの理解度も高く、例え何かイレギュラーなことが起きても大崩れしないのがチームの強みだ。これは選手全員が日々同じ共通意識を持って練習に取り組んでいるからであり、選手は、1年、2年、3年と月日を経ていくにつれ、心技体ともに着実にレベルアップを見せる。

 それを象徴したのが6月の「第66回東海高等学校総合体育大会」。同大会では直前にインサイドの柱であるイベ・エスターチカンソ(2年)が体調不良となり、チームにとっては大きな得点源を失うというピンチの状態に陥った。しかし、その穴を埋めるべく3年生の大澤優奈が奮闘。「今まではほとんどスタートで出たことがない選手」(安江満夫コーチ)ではあったものの、大澤は臆することなく戦い、堅実な働きでチームの窮地を救った。

 結果的には決勝で敗れて準優勝ではあったが、準決勝までの安定した試合運びに決勝でも前半は桜花学園高校(愛知県)を相手に肉薄した展開を演じた。「(決勝の)後半は少しばてていたけれど、チカンソ抜きで十分戦えたと思います」と、これには安江満夫コーチも手応えを感じていたよう。

日を増すごとに着実にチーム力はアップしている[写真]=田島早苗

 もちろん、東海大会を経て見えてきた課題もある。「一番はシンプルなところで、1対0(ノーマーク)でのシュート。桜花学園の選手は1対0の状況でシュートを決め切っていましたが、うちは決め切れなかった。それにブロックショットが来ることも想定して練習していたけど、そういったことにも対応できていませんでした」と、安江コーチは言う。東海大会からインターハイまでの期間は約1カ月。「もう一度、立て直してチャレンジしたいです」と、安江コーチは夏を見据える。

 選手個々の成長と比例するように、日を重ねれば重ねるほど、着実にチーム力が上がっていく岐阜女子。2年ぶりの優勝に向けて、さらに進化した姿を夏の全国大会で見せてくれるに違いない。

写真・文=田島早苗

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