12月25日、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」では、男子2回戦の16ゲームが開催された。その16試合で個人として高いスタッツを記録した選手は誰なのか、得点、リバウンド、アシストの各項目でトップ3の数字をマークした選手を紹介する。

■得点ランキング

1位：40得点 瀬川琉久（東山高校／2回戦・桜丘高校戦）
2位：39得点 笹倉快斗（高岡第一高校／2回戦・日本航空高校戦）
2位：39得点 アリュウ イドリス アブバカ（和歌山南陵高校／2回戦・尽誠学園高校戦）

　シード校として初戦を迎えた東山高校の瀬川琉久がトップに。2年生ながらエースの1人としてチームをけん引する瀬川は、桜丘高校との接戦で7本の3ポイントを含む40得点をマークし、3回戦進出の立役者となった。

■リバウンドランキング

1位：31リバウンド オルワペルミ・ジェラマイア（日本航空高校／2回戦・高岡第一高校戦）
2位：25リバウンド ボヌ ロードプリンス チノンソ（藤枝明誠高校／2回戦・埼玉栄高校戦）
3位：22リバウンド アリュウ イドリス アブバカ（和歌山南陵高校／2回戦・尽誠学園高校戦）

　1位に立ったのは、インターハイ王者・日本航空高校の2年生オルワペルミ・ジェラマイア。夏の全国で鮮烈な活躍を見せたジェラマイアは、ウインターでも圧倒的な存在感を発揮。33得点31リバウンドという驚愕のスタッツを残した。

■アシストランキング

1位：9アシスト 原田正心（別府溝部学園高校／2回戦・育英高校戦）
2位：8アシスト 大谷鴻太（県立宇都宮工業高校／2回戦・八王子学園八王子高校戦）
3位：7アシスト 古山幸聖（桐光学園高校／2回戦・東海大学付属諏訪高校戦）
3位：7アシスト 笠木憂生（八王子学園八王子高校／2回戦・県立宇都宮工業高校戦）
3位：7アシスト 内山晴輝（鳥取城北高校／2回戦・土浦日本大学高校戦）

　別府溝部学園高校の3年生ポイントガード原田正心が9アシストでトップに。自身の得点は4得点と思うように伸びなかったが、ターンオーバーはわずかに「1」。正確にパスをさばき、味方の得点を演出した。