8月21日、「FIBA U18 アジア選手権 2022」がイランの首都・テヘランで開幕する。

　日本は、先日アジアの若手トッププレーヤーが参加する「バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ（BWB）」に参加した湧川颯斗（福岡大学附属高校3年）や、川島悠翔（福岡大学附属大濠高校2年）、ジェイコブス晶（横浜ビー・コルセアーズU18）などを筆頭に、高校年代の注目選手が集結。22日のイラン代表戦を皮切りに、アジアトップの同年代の選手としのぎを削る。

　所属チームではガードとしてプレーし、この大会でも主力としてけん引する役割を期待されている湧川は、大会前にアジアの有力選手としのぎを削る機会を得たことで「自分自身にとってもこれから何をしなければいけないかを把握できたことがすごく良かった」とJBA公式サイトを通して語った。

　湧川同様に187センチと長身ながら司令塔としてプレーする山田哲汰（白樺学園高校3年）は、「今までは自分よりも大きいポイントガードと対戦することがなかったので、マッチアップできることをとても楽しみにしています」とJBAにコメント。大きな相手に対して、ピック＆ロールや1on1がどこまで通用するかを確かめたいです」と、アジアの強豪との対戦を心待ちにしていた。

　また、今大会で初めて日の丸を背負うジェイコブスは、BWBでともにプレーした選手と「今大会でまた一緒に戦えるのが楽しみです」とコメント。「未来に向かってがんばり、12人全員でチームとして戦ってFIBA U17ワールドカップの切符を持ち帰ってきます」と、JBAを通して大会への意気込みも話した。

　なお、今大会はFIBA公式YouTubeチャンネルにてライブ配信される。

　この大会に向けて選抜された代表メンバー、日本代表の試合日程は以下の通り。

【メンバー】
ジェイコブス　晶 （横浜ビー・コルセアーズU18）
マックニール キシャーン 大河 （Tokyo Samurai）
轟　琉維 （福岡第一高校3年）
湧川　颯斗 （福岡大学附属大濠高校3年）
境　アリーム （開志国際高校3年）
山田　哲汰 （白樺学園高校3年）
小澤　飛悠 （中部大学第一高校3年）
八重樫　ショーン龍 （仙台大学附属明成高校3年）
坂本　康成 （中部大学第一高校3年）
星川　開聖 （洛南高校3年）
副島　成翔 （福岡大学附属大濠高校3年）
川島　悠翔 （福岡大学附属大濠高校２年）
　
【試合日程】※すべて日本時間
・グループフェーズ
8月22日 22:30〜　vs レバノン代表
8月23日 22:30〜　vs イラン代表
（準々決勝以降は勝者が決まり次第再抽選）