2022.04.02

シャンソン化粧品が三菱電機との1点差の激闘制す…デンソーの待つQFへ/WリーグPO

シャンソンが三菱電機との激闘を制してQFへの切符を手にした[写真]=兼子愼一郎
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 4月2日、トッケイセキュリティ平塚総合体育館(神奈川県)で第23回Wリーグプレーオフのセミクォーターファイナルが行われ、シャンソン化粧品シャンソンVマジック(6位)が三菱電機コアラーズ(7位)と対戦した。

 野口さくらの3ポイントによるシャンソンの得点で幕を開けた試合は、序盤は互角の展開に。しかし、シャンソンは吉田舞衣を中心にじりじりとスコアを伸ばし、15-8で第1クォーターを終える。

 迎えた第2クォーターは立ち上がりこそシャンソンがリードを広げるも、次第に三菱電機に試合の主導権を握られることとなる。根本葉瑠乃の3ポイントや渡邉亜弥のアタックを止めきれず、29-30と逆転を許して試合を折り返すこととなった。

 後半は再びシャンソンペースで試合は進む。佐藤由璃果の連続得点や小池遥のスティールからの速攻でスコアを着実に伸ばし、終盤には大沼美琴の3ポイントも決まってチームとして31得点。60-47と再びリードを奪って最終クォーターへ。

 最後の10分間でシャンソンは三菱電機のディフェンスに苦しみ、ターンオーバーを繰り返すことに。試合時間残り1分22秒には3点差まで詰め寄られてしまうが、その後はフリースローで着実に加点。試合終了間際にアンスポーツマンライクファールで相手にフリースロー2本を沈められ、残り0.2秒で1点差とされるも、最後の攻撃は防ぎきることに成功。最終スコア73-72で勝利したシャンソンが、デンソーアイリスの待つクォーターファイナルへの切符を手にした。

 シャンソンは吉田がチームトップの17得点、佐藤が14得点、野口が13得点と続いた。一方、三菱電機は渡邉が29得点13リバウンド7アシストを記録するも、勝利にはあと一歩届かなかった。

■試合結果
シャンソン化粧品 73-72 三菱電機コアラーズ
シャンソン|15|14|31|13|=73
三菱電機 | 8|22|17|25|=72

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