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4月2日、トッケイセキュリティ平塚総合体育館(神奈川県)で第23回Wリーグプレーオフのセミクォーターファイナルが行われ、富士通レッドウェーブ(5位)が日立ハイテククーガーズ(8位)と対戦した。
試合は序盤から3ポイントを高確率で沈めた富士通が主導権を握る。富士通は立ち上がりに篠崎澪とオコエ桃仁花が続け様に3ポイントを沈め、勢いそのままに第1クォーターだけで6本の3ポイントに成功。最初の10分間で30-16と2ケタのリードを手にする。
第2クォーター、富士通は積極的なアタックからインサイドで得点を重ねていく。また、前半終了間際に岡田英里が沈めた3ポイントのように、要所での長距離砲も光り、前半終了時点で54-36と点差を18点まで広げることとなった。
後半、富士通は日立ハイテクに堅守に苦しみ、立ち上がりに試合のペースを奪われてしまう。それでも宮澤夕貴の3ポイントや速攻からの得点で追いつくことは許さず、69-57で最終クォーターへ。最後は時間を使いながら篠崎や宮澤が確実にスコアを伸ばし、最終スコア87-71で勝利した富士通がトヨタ紡織サンシャインラビッツの待つクォーターファイナル進出を決めた。
富士通は宮澤が5本の3ポイントを含む27得点をマークし、オコエが21得点、篠崎が20得点で続いた。また、町田瑠唯は5得点17アシスト3スティールと司令塔として圧倒的存在感を見せ、勝利に貢献している。
■試合結果
富士通レッドウェーブ 87-71 日立ハイテククーガーズ
富 士 通|30|24|15|18|=87
日立ハイテク|16|20|21|14|=71