2022.04.05

皇后杯敗退を機に立て直したトヨタ自動車の馬瓜エブリン「もう一度団結してセミファイナルへ」

トヨタ自動車はシャンソン化粧品とのセミファイナルから登場する [写真]=W LEAGUE
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 Wリーグは4月4日、「第23回Wリーグ プレーオフ」セミファイナル開催を前にリモートでの記者会見を実施。出場する4チームの代表選手が出席し、レギュラーシーズン2位のトヨタ自動車 アンテロープスから馬瓜エブリンが登場した。

 シーズン序盤は「開幕前の練習でメンバーがなかなかそろわず、そのままレギュラーシーズンに入ってしまった影響もあり、かみ合わない部分がありました」と明かした一方、2021年12月に行われた「第88回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」の準々決勝敗退が一つの転機になったようだ。

「皇后杯で負けたあと、『もう一度チームとしてまとまらなきゃいけないね』と話し合いました。その後はいいシーズンを過ごせたと思います。この勢いのまま、チームでもう一度団結して、セミファイナルへ向かいたいです」

 そのセミファイナルでは同6位のシャンソン化粧品 シャンソンVマジックと顔を合わせる。馬瓜は「ブレイクなどでガードを起点にした速いパスでシュートにつなげていくスタイルが脅威」と分析しており、「そこをしっかりと止められるように意識したいです。トヨタは泥臭く、『一つひとつの試合をみんなで戦っていくこと』を意識してきました。気持ちを入れ直して、どんなボールも追っていき、どんなリバウンドでも取っていく。それぐらい泥臭くプレーして、まずは目の前の試合に勝ちたいです」と意気込んだ。

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