2024.04.21

車いすバスケ女子日本代表がパリパラリンピック出場権を獲得…4大会ぶりの自力出場へ

パリへの切符をつかんだキャプテンの北田千尋(写真は東京パラリンピックのもの)[写真]=Getty Images
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 4月17日から20日にかけて、『2024 IWBF 女子車いすバスケットボール最終予選』がAsueアリーナ大阪(大阪府)で開催され、車いすバスケットボール女子日本代表が『パリ2024パラリンピック競技大会』への出場権を獲得した。

 今大会は8チームがグループA・Bに分かれ、4チームずつの予選リーグ総当たり戦を実施。この予選リーグでの順位をもとに、「A1位 vs B4位」、「A2位 vs B3位」、「A3位 vs B2位」、「A4位 vs B1位」の出場権決定戦を4試合行い、各試合の勝者がパリオリンピック出場権を獲得した。

 車いすバスケ女子日本代表は、予選リーグ初戦でカナダに黒星を喫するも、第2戦でフランスに勝利。その後、第3戦でスペインに敗れ、1勝2敗でグループBの3位となった。出場権決定戦ではグループAで2位となったオーストラリアを相手に50-26で勝利をつかみ、日本が2大会連続でのパラリンピック出場を決めた。

 車いすバスケ男子日本代表が史上初めて予選敗退を喫し、パリ大会の出場を逃していたが、女子は2008年北京大会以来、4大会ぶりに自力で出場権を獲得。開催国枠で出場した東京パラリンピックでは6位入賞を果たしており、パリでの戦いにも注目だ。

 今大会での日本の試合結果は以下のとおり。

■『2024 IWBF 女子車いすバスケットボール最終予選』試合結果
【予選グループB】1勝2敗:3位

日本 46-81 カナダ
フランス 38-55 日本
日本 45-64 スペイン

【パリ大会出場権決定戦】
オーストラリア 26-50 日本