2024.07.05
4月17日に全国各地でB1リーグ2023-24シーズン第33節が開催され、チャンピオンシップ出場権争いと同時に、スタッツリーダーズ争いも佳境を迎えている。
Bリーグの「ミスター・トリプルダブル」こと島根スサノオマジックのペリン・ビュフォードは、京都ハンナリーズ戦で27得点10リバウンド10アシストを挙げ、今シーズン8度目のトリプルダブルを記録。また、同チームの安藤誓哉も27得点、フィールドゴール成功率60パーセントとオフェンス面でチームに貢献し、京都に92-80で勝利を収めた。
主要スタッツランキングで軒並み上位に名を連ねているビュフォードは、得点部門とスティール部門で単独トップの座をキープ。ブロック部門では日本代表の“鷹ちゃん”ことジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)と同率に並ばれたものの、引き続き主要3部門で1位に立っている。
長らくアシストランキング1位を快走している横浜ビー・コルセアーズの河村勇輝は、シーホース三河戦に出場。前節はキャリアハイに肉薄する19アシストを記録したが、この試合は4得点5アシストと伸び悩む結果となった。現在はまだアシスト部門で単独トップを守っているが、2位に立つ得点部門では3位の安藤と0.1ポイント差に詰め寄られた。
3ポイントランキング部門では順位に変動があった。島根のニック・ケイが京都戦で3ポイントを4本中3本成功させ、3ポイント成功率75パーセントを記録。その結果、琉球ゴールデンキングスの岸本隆一を抜き、同ランキング3位にランクインした。
リバウンド王争いは、前節まで仙台89ERSのヴォーディミル・ゲルンが2位のショーン・ロング(大阪)と1.5本差だったが、ロングが名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦で15本ものリバウンドを記録し、シーズン平均1.3本差に縮まった。なお、現在1位のゲルンがリバウンド王に輝けば、仙台勢初のB1スタッツリーダー誕生となる。
第33節終了時点のスタッツリーダーズ一覧は以下の通り。
【得点】
1位 23.0 ペリン・ビュフォード(島根)
2位 20.9 河村勇輝(横浜BC)
3位 20.8 安藤誓哉(島根)
【アシスト】
1位 7.9 河村勇輝(横浜BC)
2位 7.5 ペリン・ビュフォード(島根)
3位 6.5 岡田侑大(京都)
【リバウンド】
1位 11.9 ヴォーディミル・ゲルン(仙台)
2位 10.6 ショーン・ロング(大阪)
3位 9.6 ペリン・ビュフォード(島根)
【スティール】
1位 1.83 ペリン・ビュフォード(島根)
2位 1.80 コー・フリッピン(群馬)
2位 1.80 レイナルド・ガルシア(佐賀)
【ブロック】
1位 1.35 ジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)
1位 1.35 ペリン・ビュフォード(島根)
3位 1.21 ヤンテ・メイテン(三遠)
【3ポイント成功率】
1位 43.6% 比江島慎(宇都宮)
2位 42.7% ネイサン・ブース(仙台)
3位 41.1% ニック・ケイ(島根)
【フリースロー成功率】
1位 90.8% 平尾充庸(茨城)
2位 90.1% 中野司(北海道)
3位 89.8% 寺園脩斗(北海道)
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