2024.04.19

キャリア8年目、通算632試合に出場してきたバディ・ヒールドが念願のプレーオフデビュー

プレーインの末に初のプレーオフ出場を決めたヒールド[写真]=Getty Images
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 フィラデルフィア・セブンティシクサーズは、4月18日(現地時間17日、日付は以下同)にホームで行われたプレーイン・ゲームでマイアミ・ヒートを105-104で下し、イースタン・カンファレンス第7シードを勝ち取り、「NBAプレーオフ2024」出場を決めた。

 試合はアウェーのヒートが約29分間にわたってリードする劣勢のなか、シクサーズは昨シーズンのイースト覇者に競り勝った。この日はジョエル・エンビードが23得点15リバウンド5アシスト、ニコラ・バトゥームが6本の3ポイントシュート成功を含む20得点に5リバウンド1ブロック、タイリース・マクシーが19得点6アシスト、ケリー・ウーブレイJr.が11得点8リバウンドをマーク。

 今シーズン途中のトレードでインディアナ・ペイサーズからシクサーズへ移籍してきたバディ・ヒールドは、3ポイント成功率20.0パーセント(1/5)と不発も、ベンチスタートで17分57秒プレーして7得点にチーム最多タイの6アシストで勝利に貢献した。

 NBAキャリア8年目のヒールドは、今シーズンに“84試合出場”という珍記録を残し、レギュラーシーズン通算632試合に出場(プレーインは除く)。そこでようやくプレーオフ初出場を決めた。『NBA University』によると、ヒールドの632試合はプレーオフ不出場の選手として現役最長記録だったのだが、ようやくその不名誉な記録から解放された。ヒールドが抜けたことで、ユタ・ジャズのラウリ・マルカネンが403試合でトップに浮上。

 リーグ有数のシャープシューターとして知られるヒールドは、エンビードにマクシー、トバイアス・ハリス、ウーブレイJr.らとともに、21日から幕を開けるニューヨーク・ニックス(第2シード)とのファーストラウンド初戦でプレーオフデビューを飾ることとなる。

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