2024.03.21

島根のペリン・ビュフォードが2戦連続5度目のトリプルダブル…横浜BC河村勇輝を抑え2部門トップキープ

B1個人スタッツ2冠を争うビュフォードと河村[写真]=B.LEAGUE
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 3月20日、2週間ぶりにB1リーグが再開し、各地で2023-24シーズン第26節が行われた。

 各地区で地区優勝とチャンピオンシップ進出権争いが繰り広げられているなか、得点とリバウンドの個人スタッツ2部門でトップに立つペリン・ビュフォード島根スサノオマジック)が圧巻の活躍を見せた。

 敵地での名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦に先発出場し、前半のうちに2ケタ得点に到達すると、この試合でダブルダブルの活躍を見せたニック・ケイにアシストを連発。27得点11リバウンド12アシストと2試合連続今シーズン5度目のトリプルダブルを記録し、シーズン平均22.7得点7.5アシストで個人スタッツ2部門トップの座をキープした。

 日本人選手ではリーグトップの得点とアシストをマークしている河村勇輝横浜ビー・コルセアーズ)も、富山グラウジーズ戦で21得点10アシストのダブルダブルと奮闘したが、シーズン平均22.3得点7.1得点で2部門いずれも2位。チームの勝敗と同様、引き続き2人のリーダー争いに注目だ。

 また、今節はビュフォードの同僚でもある安藤誓哉が全12カードで最多となる31得点をマーク。安藤は直近4試合で平均30得点という驚異的なペースで得点を量産しており、2週間ぶりとなる公式戦でも好調をキープ。阿部諒仙台89ERS)もキャリアハイを更新する29得点を挙げるなど、日本代表候補に名を連ねた選手たちの活躍も目立った。

 主要スタッツ3部門のデイリースタッツリーダーは、31得点の安藤、12アシストのビュフォード(いずれも島根)、キャリアハイとなる18リバウンドを記録したマット・ボンズ長崎ヴェルカ)。シーズンスタッツリーダーは前節終了後から変わらず、22.7得点7.5アシストのビュフォード(島根)、12.2リバウンドのヴォーディミル・ゲルン(仙台)がトップに立っている。

■ 第26節終了時点のB1スタッツリーダーズ一覧

【得点】
1位 22.7 ペリン・ビュフォード(島根)
2位 22.3 河村勇輝(横浜BC)
3位 20.7 安藤誓哉(島根)

【アシスト】
1位 7.5 ペリン・ビュフォード(島根)
2位 7.1 河村勇輝(横浜BC)
3位 6.6 岡田侑大(京都)

【リバウンド】
1位 12.2 ヴォーディミル・ゲルン(仙台)
2位 11.7 ジョン・ムーニー(千葉J)
3位 10.9 ショーン・ロング(大阪)

【スティール】
1位 2.0 マイケル・パーカー(群馬)
2位 1.8 馬場雄大(長崎)
3位 1.7 コー・フリッピン(群馬)
3位 1.7 レイナルド・ガルシア(佐賀)

【ブロック】
1位 1.4 ジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)
2位 1.3 ペリン・ビュフォード(島根)
3位 1.3 アルトゥーラス・グダイティス(A東京)

【3ポイント成功率】
1位 42.9% ネイサン・ブース(仙台)
2位 42.6% 比江島慎(宇都宮)
3位 41.5% 遠藤祐亮(宇都宮)

【フリースロー成功率】
1位 93.8% 平尾充庸(茨城)
2位 90.0% 岸本隆一(琉球)
3位 89.6% ノヴァー・ガドソン(富山)

■3月20日のB1第26節の試合結果
秋田 63-90 宇都宮
仙台 72-61 北海道
茨城 82-98 千葉J
群馬 87-89 A東京
SR渋谷 72-65 FE名古屋
川崎 101-78 三遠
横浜BC 84-69 富山
三河 85-74 信州
名古屋D 91-103 島根
京都 60-75 広島
長崎 71-80 佐賀
琉球 88-79 大阪

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