2024.02.29

河村vsビュフォードの“首位攻防”が白熱…B1再開直前に各スタッツランキングをチェック

得点、アシストの2部門でトップを争うビュフォード(左)と河村(右)[写真]= B.LEAGUE
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 バスケットボール男子日本代表が「FIBA アジアカップ2025予選 Window1」で2連勝を飾り、再開目前のB1リーグ。多くのファンが心待ちにしている3月最初の週末が、間もなくやってくる。3週間ぶりのB1リーグ戦再開を前に各スタッツリーダーを確認し、試合の勝敗のみならず、それぞれのポジションで奮闘する選手たちにも目を向けたい。

 2023-24シーズンのB1では、2月11日のB1第23節終了時点で、開幕から好調を維持している河村勇輝横浜ビー・コルセアーズ)が得点ランキングのトップに。しかし、それを追いかけるBリーグの“ミスター・トリプルダブル”ことペリン・ビュフォード島根スサノオマジック)からも目が離せない。

 Bリーグファンにはお馴染みであろう両者のぶつかり合いは、河村が1試合平均22.8得点、ビュフォードが同22.6得点と白熱。さらに、彼らのバチバチぶりはアシストランキングにも表れている。

 アシストランキングでは、ビュフォードが1試合平均7.3アシスト、河村が7.0アシストと順位が逆転。どちらも平均して相当な得点に絡んでいることは間違いないが、順位の変動も起きかねないB1リーグ後半戦に注目が集まる。

 しかし、白熱しているのは得点とアシストだけではない。ブロック部門では、トップのアルトゥーラス・グダイティスアルバルク東京)と2位のヤンテ・メイテン三遠ネオフェニックス)が0.05本差(1.31-1.26)で競り合っており、後続のショーン・オマラファイティングイーグルス名古屋)とビュフォードも首位の背中を射程圏にとらえている。

 また、リバウンドランキングでは仙台89ERSヴォーディミル・ゲルンが1試合平均12.5本でトップに。チャンピオンシップ進出へ負けられない戦いが続く千葉ジェッツジョン・ムーニーも同11.4本で2位と奮闘中。スティール部門では、先日のアジアカップ予選での活躍も記憶に新しい馬場雄大長崎ヴェルカ)が首位をキープしており、1試合平均1.9本と、ディフェンスでの嗅覚が数字に表れている。

 今週末に開催されるB1第24節では、各国代表で戦っていた“Bリーグ戦士”たちが帰ってくる。各チームの目標に向けてギアが上がるシーズン後半戦では、個人スタッツにも注目して応援してみてはいかがだろうか。

■ 第23節終了時点のB1スタッツリーダーズ一覧
【平均得点】
1位 22.8 河村勇輝(横浜BC)
2位 22.6 ペリン・ビュフォード(島根)
3位 19.9 富樫勇樹(千葉J)

【平均アシスト】
1位 7.3 ペリン・ビュフォード(島根)
2位 7.0 河村勇輝(横浜BC)
3位 6.7 岡田侑大(京都)

【平均リバウンド】
1位 12.5 ヴォーディミル・ゲルン(仙台)
2位 11.4 ジョン・ムーニー(千葉J)
3位 10.7 ショーン・ロング(大阪)

【平均スティール】
1位 1.9 馬場雄大(長崎)
2位 1.7 ペリン・ビュフォード(島根)
2位 1.7 レイナルド・ガルシア(佐賀)

【平均ブロック】
1位 1.3 アルトゥーラス・グダイティス(A東京)
2位 1.3 ヤンテ・メイテン(三遠)
3位 1.2 ショーン・オマラ(FE名古屋)

【3ポイント成功率】
1位 42.5% レオナルド・メインデル(A東京)
2位 41.7% ケビン・ジョーンズ(京都)
3位 41.4% 遠藤祐亮(宇都宮)

【フリースロー成功率】
1位 89.8% 中野司(北海道)
2位 89.6% ノヴァー・ガドソン(富山)
3位 88.9% 岸本隆一(琉球)

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