2024.04.26

最多得点のビュフォードは5部門トップ3入り…佐賀のガルシアがスティール1位に浮上/B1第34節終了時のスタッツリーダーズ

左からスティール部門1位に浮上した佐賀のガルシアと、得点部門1位の島根のビュフォード、ブロック部門1位の渋谷のホーキンソン[写真]=B.LEAGUE
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 4月20日から21日にかけて、全国各地でB1リーグ2023-24シーズン第34節が開催され 残り3つのチャンピオンシップ出場権争いと同時に、スタッツリーダーズ争いも佳境を迎えている。

 今シーズン8度目のトリプルダブルを記録した島根スサノオマジックペリン・ビュフォードは、現在1試合平均22.8点で得点ランキングトップ。第33節まではスティール部門でもトップだったが、佐賀バルーナーズレイナルド・ガルシアが21日の京都ハンナリーズ戦で4スティールを記録し、シーズン平均トップに浮上。ビュフォードは0.04差の3位に後退した。20日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦では11得点7リバウンド4アシストとオフェンス面で伸び悩んだものの、明日27日はワイルドカード枠を争う広島ドラゴンフライズとの直接対決。島根が誇る大エースの活躍に期待が寄せられそうだ。

 長らくアシストランキング1位を走る横浜ビー・コルセアーズ河村勇輝は、17日のシーホース三河戦で負傷した影響で欠場。リーグ2位の平均得点も変わることなく、残り4試合を迎えることになった。今後のアシストランキングの変動は、0.4差の2位につけるビュフォード、1.5差で続く岡田侑大(京都)の活躍次第となりそうだ。

 3ポイント成功率ランキングでは順位に変動があった。4位につけていた広島のニック・メイヨが2戦合計11本中6本の活躍を見せ、成功率40.8パーセントで3位にランクインした。宇都宮ブレックス比江島慎は、21日に行われたアルバルク東京戦で6本中1本のみの成功だったが、3ポイント成功率43.2パーセントで首位の座を守り続けている。

 リバウンド王争いは、前節から変わらず、仙台89ERSヴォーディミル・ゲルンが1位の座をキープした。21日に行われたレバンガ北海道戦では16リバウンドを記録し、リバウンド王として圧巻の活躍を披露。仙台勢初のB1スタッツリーダー誕生の瞬間が迫ってきた。

 なお、B1第34節終了時点でチャンピオンシップ出場が確定しているチームは宇都宮、三遠ネオフェニックス、A東京、琉球ゴールデンキングス、名古屋Dの5チーム。中地区2位とワイルドカードの合計3枠を争う戦いも最終局面を迎えている。

 第34節終了時点のスタッツリーダーズ一覧は以下の通り。

■ 第34節終了時点のB1スタッツリーダーズ一覧

【得点】
1位 22.8 ペリン・ビュフォード(島根)
2位 20.9 河村勇輝(横浜BC)
3位 20.6 安藤誓哉(島根)

【アシスト】
1位 7.9 河村勇輝(横浜BC)
2位 7.5 ペリン・ビュフォード(島根)
3位 6.4 岡田侑大(京都)

【リバウンド】
1位 11.9 ヴォーディミル・ゲルン(仙台)
2位 10.7 ショーン・ロング(大阪)
3位 9.6 ペリン・ビュフォード(島根)

【スティール】
1位 1.84 レイナルド・ガルシア(佐賀)
2位 1.82 コー・フリッピン(群馬)
3位 1.80 ペリン・ビュフォード(島根)

【ブロック】
1位 1.4 ジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)
1位 1.3 ペリン・ビュフォード(島根)
3位 1.2 アルトゥーラス・グダイティス(A東京)

【3ポイント成功率】
1位 43.2% 比江島慎(宇都宮)
2位 42.7% ネイサン・ブース(仙台)
3位 40.8% ニック・メイヨ(広島)

【フリースロー成功率】
1位 91.1% 平尾充庸(茨城)
2位 90.1% 中野司(北海道)
3位 89.8% 岸本隆一(琉球)

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