2017.04.19

【インタビュー】『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』の主題歌を歌う『GRANRODEO』の谷山紀章がプレーオフを展望

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1990年から1996年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載された大人気バスケットボール漫画『SLAM DUNK』や、1992年のマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズ)を擁する“ドリームチーム”ことアメリカ代表をきっかけに、バスケットボールの世界にのめりこんだ人は多いはず。声優や歌手として活躍し、現在絶賛公開中の『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』の主題歌を歌う『GRANRODEO』のボーカル谷山紀章もそのうちの1人だ。“バスケ素人”ながら、「スタッツだけでもワクワクする」というNBAファンの彼に、プレーオフの注目チームや注目選手について話を聞いた。

インタビュー=酒井伸
写真=Getty Images

――いつからバスケットボールを見始めましたか?
谷山 高校2年次の1992年にバルセロナ・オリンピックで“ドリームチーム”を見たのがきっかけです。それまでは漫画の『SLAM DUNK』を読んでいたので、1990年頃からバスケに興味を持っていました。

――『SLAM DUNK』の影響も大きいのですね。好きなキャラクターはいますか?
谷山 主人公の桜木花道です。彼は最初、“バスケ素人”として登場しましたが、自分を天才と言いきって成功していく姿がすごい好きです。また、「おめーらバスケかぶれの常識はオレには通用しねえ!! シロートだからよ!!」という言葉にシンパシーを感じました(笑)。

――陸上部に所属していたそうですが、バスケをプレーすることはありましたか?
谷山 日常的にプレーすることはありませんでしたが、クラス対抗戦などでは走力やジャンプ力を活かした、花道のようなプレーを見せつけていました(笑)。

――NBAを見始めたのもその時からですか?
谷山 そうですね。当時は友達とVHSを貸し借りして、シカゴ・ブルズ時代の(マイケル)ジョーダンのプレーばかり見ていました。

――ジョーダンのどういったプレーが好きですか?
谷山 ダンクシュートです。遠い距離から両足で踏みきりゴールまで届くことに衝撃を受けました。また、両足踏切も片足踏切もできるタイプのダンカーなので、見ていて気持ちいいです。どちらも好きなのですが、特に両足踏切のワンハンドトマホークは大好物です(笑)。空中であれだけ動けることは異質で、シルエットも含めて“唯一無二”の存在です。

――今はどのくらいの頻度でNBAを見ていますか?
谷山 仕事が忙しいので、なかなか1試合をフルで見ることができません。WOWOWで放送されている試合を録画したり、ハイライトをチェックしたりしますが、スタッツを見るだけでもワクワクしてしまいます(笑)。

――現在は音楽活動をしていて、アニメ『黒子のバスケ』そして『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』の主題歌も担当しています。話が来た時はどう思いましたか?
谷山 『黒子のバスケ』は今の子どもたちにとって、自分たちの世代でいう『SLAM DUNK』のようなバスケアニメを代表する存在だと思っているので、『GRANRODEO』の一員としてアニメのオープニングを担当すると聞いた時は素直にうれしかったです。その後、声優として氷室辰也役も演じましたが、自分は他の共演者よりもバスケを見ていることもあったので、試合のシチュエーションなどをすぐに理解でき、楽しくやらせてもらいました。

――携わった歌の中で、アリーナで流したい曲はありますか?
谷山 テレビシリーズでは6曲提供させてもらっていますが、1作目の『Can Do』という曲は本当の試合で使ってもらう機会があったらうれしいです。アリーナでかかると盛りあがる曲だと思います。

――3月18日に公開された『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』の主題歌『Glorious days』はどのような曲ですか?
谷山 映画のタイトルが“LAST GAME”と銘打っているので、歌詞を作る上でその部分を特に意識しました。今までのアニメ6作で使用したワンフレーズを少しずつ散りばめ、まとめあげて作ってあるので、曲を聴いた時には「『Can do』の一節が入っている」、「『The Other self』のあの部分だ」と思うことがあるかもしれません。

――ご自身はロサンゼルス・レイカーズのファンだそうですね。
谷山 ジョーダンが引退してから誰を応援するかとなった時、コービー・ブライアント(元レイカーズ)になったんです。最初はあまり好きではなかったのですが(苦笑)、だんだん好きになっていき、レイカーズも応援するようになりました。今季はフロント陣が大幅に変わって少しは良くなると思ったのですが……。

――現役のNBAプレーヤーで一押しの選手はいますか?
谷山 (ヤニス)アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)は将来を背負う存在だと思いますし、リーグで一番期待しているアンドリュー・ウィギンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)には一皮も二皮もむけてほしいです。応援しているレイカーズではブランドン・イングラムです。体の線が細いですが、レイカーズは今後、彼を中心にがんばってほしいです。

――4月16日からプレーオフが始まりました。注目しているチームを教えてください。
谷山 東は(ボストン)セルティックスと(ミルウォーキー)バックスです。西は(ラッセル)ウェストブルックの所属する(オクラホマシティ)サンダーに注目しています。MVP級の活躍をしているウエストブルックがどこまでやれるのか期待していますし、チームとしてもプレーオフでもう一段階ギアが上がると思っています。

――昨季のファイナルを争ったゴールデンステート・ウォリアーズとクリーブランド・キャバリアーズはどのように見ていますか?
谷山 両チームとも今季のレギュラーシーズンはもったいない負け試合が多かった気がします。プレーオフではスイッチが入ると思いますが、簡単にファイナルまで行けるとは思っていません。アイザイア・トーマスを擁するセルティックがキャブスを食ってほしいですね(笑)。

――期待しているチームはどこですか?
谷山 (サンアントニオ)スパーズです。(グレッグ)ポポヴィッチヘッドコーチが率いるスパーズのバスケは揺るぎないものですし、強豪相手にも対抗できるものを積みあげていると思います。(ティム)ダンカンが引退しましたが、質の落ちることのない強さは見ものですし、サンダーに敗れた去年の雪辱も含め今季はやってくれると思います。優勝予想はキャブスなんですけど(笑)。レブロン(ジェームズ)の本気は誰も止められないと思います。

スパーズのカワイ・レナード(左)とグレッグ・ポポヴィッチHC(右) [写真]=Getty Images

――日本では新たにBリーグが開幕し、元レイカーズのロバート・サクレ(サンロッカーズ渋谷)選手や元スパーズのジェフ・エアーズ(アルバルク東京)選手が活躍しています。日本のバスケについてどのように感じますか?
谷山 Bリーグの開幕戦はテレビで見ましたし、日本のバスケがもっともっと発展することを願っています。自分は飛行機が苦手で海外に行けないので、ビンス・カーター(メンフィス・グリズリーズ)のキャリア最後を日本で見たいです(笑)。

――バスケを初めて見る人に向けて、おすすめの観戦ポイントを聞かせてください。
谷山 楽しいと思えるところを自分なりに見つけることが大事だと思います。ダイナミックなプレー、ダンクシュート、3ポイントシュートといったプレーはもちろんですが、試合終了間際の拮抗した展開を体感してほしいです。1点差、2点差でどっちに転ぶかわからない試合を一度見たらバスケにハマってしまうと思います。それがバスケの醍醐味でもあり、“リアルスラムダンク”です。

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