2017.12.08

シクサーズとネッツのトレードが成立、オカフォーらがネッツへ移籍

ポストプレーに定評があるオカフォーがネッツへ移籍[写真]=Getty Images
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 12月8日(現地時間7日)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズとブルックリン・ネッツのトレードが成立した。ジャリル・オカフォーとニック・スタウスカス、2019年のドラフト2巡目指名権がネッツへ、トレバー・ブッカーがシクサーズへ移籍となった。

 このトレードの主役は若手ビッグマンのジャリル・オカフォー。211センチ124キロのオカフォーは、インサイドにおける多彩なムーブとフィニッシュが持ち味の選手なのだが、キャリア3年目の今季は出場2試合、平均5.0得点4.5リバウンドにとどまっていた。ルーキーとしてプレーした2015ー16シーズンには平均17.5得点7.0リバウンドを挙げており、得点力を持ったポストプレーヤーである。

 スタウスカスは198センチ92キロのシューティングガードで、アウトサイドシュートを得意とする選手。4年目の今季はベテランのJ.J.レディック加入もあって、わずか6試合の出場。平均出場時間(7.5)、平均得点(0.7)など軒並み自己最低の成績。ネッツは開幕戦でジェレミー・リンが右ひざを負傷してしまい今季絶望が濃厚のため、プレータイムが増えるかもしれない。オカフォーとスタウスカスの加入により、昨日終了時点でリーグ5位となる平均109.8得点を記録しているネッツのオフェンス力はさらにアップすることが予想できる。

 一方、キャリア7年を誇るベテランのブッカーは、今季平均10.1得点6.6リバウンド2.1アシストを記録するパワーフォワード。シクサーズでは主にダリオ・シャリッチの控えとしてプレーすることとなるだろう。

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