【NBA】2月の最優秀選手にレブロンとA.デイビス、最優秀新人は2か月連続でシモンズとミッチェルが選出!

2月の最優秀選手賞に選出されたレブロン(右)とデイビス(左)[写真]=Getty Images

 3月2日(現地時間1日)、NBAは2月の月間最優秀選手、月間最優秀新人、月間最優秀コーチを発表した。

■月間最優秀選手(プレーヤーズ・オブ・ザ・マンス)
イースタン・カンファレンス:レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ)
ウエスタン・カンファレンス:アンソニー・デイビス(ニューオリンズ・ペリカンズ)

自身初となる月間平均トリプルダブル達成!

 今季3度目、通算37回目の選出となったレブロンは、15年のキャリアで初となる月間平均トリプルダブル(平均27.0得点10.5リバウンド10.5アシスト)を達成。2月はリーグトップタイとなる4度のトリプルダブルを残し、フィールドゴール成功率54.6パーセント、3ポイントシュート成功率41.9パーセントと高確率でショットを決め続けた。イースト2位となる平均37.3分に出場したレブロン率いるキャブスは、2月を6勝4敗で終えた。

攻防両面でリーグベストのインパクトを放つ

 ウエストから選出されたデイビス(キャリア初選出)は、期間中にリーグトップの平均35.0得点に加え、リーグ3位の13.0リバウンド、いずれも2位となる平均2.45スティール2.18ブロックを奪う大暴れを見せた。月間平均(5試合以上出場)としては自己ベストをマークしたデイビスに率いられたペリカンズは、2月を8勝3敗で終えた。2月24日(同23日)のマイアミ・ヒート戦では、45得点17リバウンド5スティール5ブロックを記録し、スティールとブロックが記録されるようになってから初となる40得点15リバウンド5スティール5ブロック以上の数字を1試合で積み上げた。

■月間最優秀新人(ルーキーズ・オブ・ザ・マンス)
イースト:ベン・シモンズ(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ/2か月連続3度目)
ウエスト:ドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ/3か月連続3度目)

万能戦士シモンズと点取り屋ミッチェル

 イーストから選出されたシモンズは、期間中の成績でイーストのルーキートップとなる平均16.0得点7.3リバウンド、全ルーキートップとなる平均7.7アシストをマーク。平均2.0スティールでもトップタイを誇り、フィールドゴール成功率55.0パーセントは全ルーキー3位にランクインした。シモンズがけん引するシクサーズは、2月をイースト2位となる8勝3敗で終えた。ウエストから3か月連続で選出となったミッチェルは、期間中ルーキートップとなる平均21.4得点に加え、4.2リバウンド3.8アシスト1.3スティールと大活躍。ミッチェルの活躍もあり、2月のジャズはウエスト2位となる9勝2敗の好成績を残した。

現地時間2/22のブルズ戦では、キャリアハイとなる32得点を挙げたシモンズ[写真]=Getty Images

■月間最優秀コーチ(コーチズ・オブ・ザ・マンス)
イースト:スコット・ブルックス(ワシントン・ウィザーズ/通算5度目)
ウエスト:マイク・ダントーニ(ヒューストン・ロケッツ/通算8度目)

ウォール不在ながら好成績

 ブルックスHCが指揮するウィザーズは、期間中イースト3位となる8勝4敗を記録。アウェーでは6勝1敗と抜群の強さを誇り、オールスターガードのジョン・ウォール不在の中、勝ち星を積み重ねてきた。2月のウィザーズは、イーストトップの平均29.3アシスト、イースト3位のフィールドゴール成功率48.6パーセントを残した。

リーグ唯一となる月間負けなしを達成

 ダントーニHCのロケッツは期間中、リーグトップの12戦負けなし(チーム史上3度目)を記録。チームは14連勝で2月を終え、リーグトップの成績をキープしている。今季14連勝を2度達成しているロケッツは、1シーズンの中で14連勝以上を2度記録したリーグ史上6番目のチームとなった。2月のロケッツは平均14.0得点差をつけて勝利しており、12試合のうち8試合がアウェーながら、見事無敗を記録している。

クリス・ポール(右)とジェームズ・ハーデンを軸に、ダントーニHC(左)率いるロケッツは2月を全勝で終えた[写真]=Getty Images

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