2018.02.23

【NBA】ドライブランキングTOP5、最も多くドライブしているのはラッセル・ウェストブルック!

平均ドライブ数でリーグトップのウェストブルック[写真]=Getty Images
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 得点を挙げるため、アウトサイドで待ち構えるシューター陣へスペースを作り出すため、または相手ディフェンス陣を切り崩すべく、マッチアップしているディフェンダーを抜き去るドライブは有効なプレーとなっている。

 見事なボールさばきから一瞬の隙を突いて敵陣へ切れ込み、鮮やかなレイアップでフィニッシュ、もしくは会場全体が揺れ動くような衝撃を与えるスラムダンクをさく裂させるなど、ドライブはとても華のあるプレーの1つと言っていいだろう。

ウェストブルックのドライブをストップすることは、ほぼ不可能と言っても過言ではない[写真]=Getty Images

 そこで今回は、2月23日(現地時間22日)終了時点のドライブランキングを紹介したい。ここで紹介する選手はドライブの平均成功数TOP5となるのだが、2位の17.0回を記録するジェレミー・リン(ブルックリン・ネッツ)は1試合のみの出場のため対象外とする
※FG=フィールドゴール、FGA=フィールドゴール試投数、FTA=フリースロー試投数、丸数字はリーグ順位

■1位:ラッセル・ウェストブルック(オクラホマシティ・サンダー)
平均18.8回、FG成功率48.4パーセント、FGA6.2⑥、FTA2.4⑦、平均8.1得点⑦

爆発力のあるウェストブルックがトップ

 電光石火のクイックネスでガンガン切れ込むウェストブルックが平均ドライブ回数でトップに立った。ピック&ロールや相手ディフェンダーとのわずかなズレを見つけて相手ディフェンスを強行突破し、パワーとスピードを最大限に活かしてリムへたたき込むダンクは、NBAの中で最もエキサイティングなプレーの1つ。

■2位:ジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)
平均16.8回、FG成功率51.7パーセント、FGA6.9③、FTA4.0①、平均11.0得点①

効率良く攻め込み唯一の平均2ケタ得点

 独特のリズムで繰り出すドリブルと様々なフェイクを駆使してリムへと切れ込む今季リーグ最高のスコアラー。ピック&ロールの使い方にも定評があり、ショットの成功率も高いため、ボールを持たせたくない選手なのは間違いない。

ドライブのフィニッシュはレイアップやフローターなどバリエーション豊富なハーデン[写真]=Getty Images

■3位:デニス・シュローダー(アトランタ・ホークス)
平均16.7回、FG成功率46.3パーセント、FGA8.2①、FTA2.0、平均9.5得点②

リーグ有数のスピードで相手を出し抜く

 今季はここまで平均19.5得点と、自己最高ペースで得点を量産するポイントガード。ドライブから放つショットの数はリーグトップで、毎試合、約半分の得点をドライブから稼ぎ出す。オフェンスにおけるオプションが少ないホークスにとって、最も有効な戦術である。

自慢のクイックネスを存分に活かし、インサイドへ切れ込むシュローダー[写真]=Getty Images

■4位:デマー・デローザン(トロント・ラプターズ)
平均16.59回、FG成功率47.6パーセント、FGA7.0②、FTA2.9③、平均9.3得点③

トロントが誇るリーグ屈指のスラッシャー

 今季は3ポイントシュートをレパートリーに加えつつあるものの、デローザンといえばやはりドライブ。ショット数と平均得点ではリーグトップ3にランクインしており、今季も持ち味は健在だ。

ミドルレンジシュートも得意とするデローザン。隙があれば一気に相手を抜き去るドライブで得点を量産する[写真]=Getty Images

■5位:ベン・シモンズ(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)
平均16.55回、FG成功率45.3パーセント、FGA6.8④、FTA1.4、平均7.0得点

サイズとスピードを活かしてTOP5入り!

 208センチの新人ポイントガード、シモンズがTOP5に入り込んだ。3ポイントシュートはここまで10本しか放っておらず、1本も決まっていない。それでもここまでの数字を残していることは末恐ろしいかぎりだ。

208センチのシモンズは、大きなストライド(歩幅)とフェイクを駆使してリムへ突進する[写真]=Getty Images

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