2018.02.26

【NBA】現役選手たちが語る、ジェームズ・ハーデンをガードする難しさとは?

リーグトップの平均31.5得点を記録しているハーデン[写真]=Getty Images
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 2月26日(現地時間25日)終了時点で、12連勝と絶好調のヒューストン・ロケッツ。ここまで46勝13敗(勝率78.0パーセント)をマークし、ゴールデンステート・ウォリアーズを0.5ゲーム差ながら上回り、リーグトップの成績を記録している。

 そのロケッツをけん引しているのが、ジェームズ・ハーデンだ。今季のハーデンは、オフェンス部門において、5部門でリーグトップを記録(下記参照)し、相手チームのディフェンダーを悩ませているのである。

■ハーデンが記録中のスタッツ(現地時間2月25日終了時点)
総得点:1,637得点(リーグトップ/平均31.5得点もトップ)
総3ポイントシュート試投数:557本(リーグトップ)
総3ポイントシュート成功数:215本(リーグトップ)
総フリースロー試投数:524本(リーグトップ)
総フリースロー成功数:454本(リーグトップ)

 そんな中、現地メディア『ESPN』ではハーデンをガードするディフェンダーたちに話を聞いているので紹介したい。

 「(ステップバックの3ポイントシュートに対して)彼はがむしゃらに向かってくる。皆は彼がどれほどハードにスキルを磨いているのか理解していないようだね。それこそが彼をガードすることを難しくしているんだ」——コーリー・ブリュワー(ロサンゼルス・レイカーズ)

 「いったん彼がまるでダンスでもするように快適にドリブルしている時は、ガードすることが本当にタフなんだ」——マーカス・スマート(ボストン・セルティックス)

当たり負けしない強じんな肉体を誇り、得点するための多彩なムーブを持つハーデン[写真]=Getty Images

 「彼が持つドリブルのリズムに、ほとんどの選手が吸い込まれて、巻き込まれてしまうんだ」——アンドレ・ロバーソン(オクラホマシティ・サンダー)

 「とてもタフだ。特に彼のように、すばらしいボールハンドリングスキルを持つ選手だと本当にタフなんだ」——ポール・ジョージ(オクラホマシティ・サンダー)

 「チームメートがヘルプしてくれることで、ハーデンをガードすることは少しだけイージーになる。それでも決してイージーだなんてことはない。1対1でガードできるような選手じゃないんだ」——ダニー・グリーン(サンアントニオ・スパーズ)

ハーデンはドライブからユーロステップを駆使してディフェンダー2人を置き去りにして得点することも可能[写真]=Getty Images

 「彼は30フィート(約9.14メートル)の位置からでもシュートできるから、遠いところまでガードしなければならない。それに近づきすぎてもダメなんだ。彼にはファウルを奪ってフリースローを得ると言う見事なスキルがある」——カイル・クーズマ(ロサンゼルス・レイカーズ)

 ここに紹介した選手たちは、ほとんどがリーグ有数のディフェンダーとして知られる精鋭たちである。その彼らでさえ、ハーデンをガードすることは難しく、得点を許してしまう。

 今季のハーデンは出場した51試合のうち、20得点未満に終わったのはわずか2試合という驚異のスコアリング能力を発揮している。ショットが不調でも、パサーとしてゲームを遂行することができ、ドライブでリング下まで持ち込んでファウルをもらうことにより、フリースローでも得点を稼ぐことができる。そのため、相手チームの選手たちは頭を抱えている。

3ポイントが決まり出すと、ガードすることは至難の業となる[写真]=Getty Images

 今後、ハーデンをシャットアウトすることのできるチームは出てくるのだろうか。終盤戦、そしてプレーオフも含めて、今季の注目ポイントと言っていいだろう。