第3Qだけで3P7本を突き刺し、ブレイザーズをスパークさせたリラード
11月29日(現地時間28日)、ポートランド・トレイルブレイザーズが、ホームのモーダ・センターでオーランド・マジックとの一戦を行った。
ゲームは第1クォーターこそブレイザーズが33-30とリードを奪うも、第2クォーターでマジックが猛反撃。このクォーターに33-22と躍動したマジックが、63-55と8点のリードを奪って前半を終える。
するとホームのブレイザーズが第3クォーターで大爆発。終盤に16-2のランを演出するなど、このクォーターを40-21とし、ブレイザーズが逆転に成功。
第4クォーターにマジックはジョナサン・アイザックやニコラ・ブーチェビッチ、エバン・フォーニエらの活躍で猛追。残り2分57秒にジョナソン・シモンズのフリースロー2本で同点に追いつく。
しかし、最後はブレイザーズが誇るガードデュオ、CJ・マッカラムとデイミアン・リラードのショットで115-112と逃げ切り、今季13勝目(13勝8敗)を手にした。
勝利したブレイザーズでは、リラードがキャリアハイとなる10本の3ポイントをヒット。今季4度目の40得点超えとなる41得点に加え、8リバウンド4アシスト2スティール。特にブレイザーズがスパークした第3クォーターに7本を集中砲火し、チームを勢いづける殊勲者に。
「正直に言うと、僕は10本も決めていたなんて知らなかったんだ。もしそれを知ってたら、もっと決めていたかもね」と笑みをこぼしながら『AP』へ語ったリラード。「今日はいい感じだった。3ポイントにはちょっと苦しんでいたから、僕は練習前や練習後にたくさんショットを放ってきたんだ。だからそのうち調子を取り戻して入り始めるんだと思ってた」と続けた。
ちなみに、3ポイント10本成功はブレイザーズのフランチャイズ新記録。『ESPN Stats & Info』によると、過去5シーズンにおいて、3つのクォーターだけで3ポイントを10本以上成功させたリストにも加入。
ちなみにリラード以外の達成者は、5度のステフィン・カリー、3度のクレイ・トンプソン(共にゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ケンバ・ウォーカー(シャーロット・ホーネッツ)となっている。
ブレイザーズではリラードのほか、ニック・スタウスカスが5本の3ポイント成功を含む18得点、ユスフ・ヌルキッチが16得点13リバウンド5アシスト、マッカラムが15得点6リバウンド、エバン・ターナーが7リバウンド7アシストをマーク。
一方のマジックでは、ブーチェビッチが20得点8リバウンド7アシスト2ブロック、フォーニエが17得点4アシスト、アイザックが16得点7リバウンド、シモンズが13得点を挙げたほか、3選手が10得点を記録した。