第3クォーター終了時点でジャズをわずか55得点に抑え込んだレイカーズ
10月26日(現地時間25日)に行われたユタ・ジャズとロサンゼルス・レイカーズによる一戦は、レイカーズがジャズのお株を奪うかのようなディフェンスでシャットアウト。95-86で撃破し、ホームのステープルズセンターで今季初勝利をつかんだ。
ラジョン・ロンドが右ふくらはぎの痛みにより2試合連続の欠場となる中、レイカーズは第3クォーター終了時点でジャズをわずか55得点に抑え込む見事なディフェンスを見せつけた。
レイカーズはこの日、レブロン・ジェームズがゲームハイの32得点10アシストに7リバウンド、ADことアンソニー・デイビスが21得点7リバウンド2スティール5ブロック、トロイ・ダニエルズがベンチから4本の3ポイント成功を含む15得点で援護射撃。
チーム全体のフィールドゴール成功率は39.5パーセント、3ポイント成功率も30.8パーセントに終わっていただけに、ディフェンスでジャズを圧倒する形となった。
「俺たちのディフェンスは本物。俺たちは今夜、ディフェンスで驚かせてやろうとトライしたんだ。俺は(レイカーズを)ディフェンス志向のチームにさせたいと思ってる。今日は皆がしつこいディフェンスを見せていたと思うよ」とデイビスは自信を見せた。
約19分のプレータイムで2得点7リバウンド2スティール2ブロックをマークしたドワイト・ハワードは、「レイカーズに戻って来て、僕は毎分、毎秒を楽しんでいる。コートに出れば、試合に勝利するためにチームが僕へ必要とすることを何だってこなそうとしているんだ」と上機嫌。
「僕は自分にできる限り、コートに出たらハードにプレーしたいんだ。ディフェンス面で存在感を発揮できるようにね。このチームには多才なスコアラーが複数いるから、僕はいくつかオープンでシュートすることができるのは間違いないね」とハワードは言う。
一方のジャズは、ドノバン・ミッチェルが24得点に5リバウンド3スティール、マイク・コンリーが13得点を挙げるも、フィールドゴールは11投中8本をミス。
「レイカーズをほめるべきだね。彼らは思うがままに僕らをディフェンスしてきた」とコンリーが振り返ったとおり、レイカーズのディフェンスにしてやられてしまった。
ジャズではほかに、エマニュエル・ムディエイが12得点、ジョージ・ニアーンが10得点を記録するも、スターターのルディ・ゴベア、ジョー・イングルズ、ジェフ・グリーンが計15得点に抑え込まれた。