12月20日(現地時間19日)。ネイスミス・バスケットボール・ホール・オブ・フェイム(以降、殿堂)が、2020年のバスケットボール殿堂入り候補を発表した。
今回初選出されたのは、コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)、ティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ)、ケビン・ガーネット(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか)を筆頭に、近年まれに見る超豪華な顔ぶれとなった。
それでは、来年の殿堂入り候補者に選ばれた主なメンバーを見てみよう。
※所属は略称、*は初選出
■2020年バスケットボール殿堂入り候補に入った主なリスト
チャウンシー・ビラップス(元ピストンズほか)
クリス・ボッシュ(元ラプターズほか)*
コービー・ブライアント(元レイカーズ)*
マーカス・キャンビー(元ナゲッツほか)
ティム・ダンカン(元スパーズ)*
マイケル・フィンリー(元マーベリックスほか)*
ケビン・ガーネット(元ウルブズほか)*
リチャード・ハミルトン(元ピストンズほか)
ティム・ハーダウェイ(元ヒートほか)
マーク・ジャクソン(元ペイサーズほか)
ショーン・マリオン(元サンズほか)*
ボブ・マキロップ(デイビッドソン大学ヘッドコーチ)*
ベン・ウォーレス(元ピストンズほか)
クリス・ウェバー(元キングスほか)
バック・ウィリアムズ(元ネッツほか)*
スウィン・キャッシュ(WNBA元デトロイト・ショックほか)*
タミカ・キャッチングス(WNBA元インディアナ・フィーバー)*
2000年代を代表する超がつくほどのスーパースター3人が初選出
コービー、ダンカン、ガーネットは言わずと知れた超がつくほどのスーパースター。特に2000年代を語るうえで、この3選手は欠かすことのできない実力者だった。
ほかにも、今回はボッシュやマリオン、フィンリーといった元選手たちも初ノミネート。ボッシュとマリオンは今年10月のNBAジャパンゲームズでも来日したレジェンドで、複数回のオールスター選出を誇る。
また、2004年のピストンズ優勝の立て役者であるビラップス、ハミルトン、ベン・ウォーレス、キングスをプレーオフ常連チームへと押し上げたウェバーといった元選手たちも名を連ねている。
今後のスケジュールとしては、来年2月15日(同14日)にオールスターウィークエンドが行われるイリノイ州シカゴで最終候補を発表し、殿堂入りするメンバーは4月上旬にNCAAトーナメントのファイナル4(準決勝)が行われるジョージア州アトランタで発表予定。
殿堂入り式典は、2020年8月30日(同29日)にマサチューセッツ州スプリングフィールドで行われる。
2015-16シーズンを最後に現役から退いたコービー、ダンカン、ガーネットは、何らかのトラブルでもない限り、確実に初選出で殿堂入りするだろう。20年近くNBAでプレーを続けてきた歴代有数のレジェンドたちが一堂に会することは、SNSを通じて世界中で大きな注目を集めること間違いなしだ。