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2007-08シーズン。ボストン・セルティックスはドック・リバースHC(ヘッドコーチ/現ロサンゼルス・クリッパーズHC)の下、フランチャイズ史上17度目のNBAチャンピオンに輝いた。
このシーズンのセルティックスは、ポール・ピアース(元セルティックスほか)、KGことケビン・ガーネット(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか)、レイ・アレン(元セルティックスほか)による“ビッグ3”結成初年度であり、スターターには当時若手だったラジョン・ロンド(現ロサンゼルス・レイカーズ)、ケンドリック・パーキンズ(元セルティックスほか)が名を連ねた。
ベンチにはジェームズ・ポージー(元デンバー・ナゲッツほか)やエディ・ハウス(元セルティックスほか)、トニー・アレン(元メンフィス・グリズリーズほか)、グレン・デイビス(現未所属)、レオン・ポウ(元セルティックスほか)がおり、シーズン途中にはサム・カセール(元ヒューストン・ロケッツほか)とPJ・ブラウン(元マイアミ・ヒートほか)というベテランが加わり、選手層の厚いロースターでレギュラーシーズンをリーグトップの66勝16敗でフィニッシュ。
プレーオフでは1回戦(対アトランタ・ホークス)とイースト準決勝(対クリーブランド・キャバリアーズ)で第7戦まで持ち込まれて苦戦するも、イースト決勝ではデトロイト・ピストンズを4勝2敗で下し、NBAファイナルではコービー・ブライアント(元レイカーズ)、パウ・ガソル(現ポートランド・トレイルブレイザーズ)擁するレイカーズを6戦で下した。
リバースHCにとって、このシーズンのセルティックスは特別なチームなのは明らかなのだが、今季優勝候補に挙がっているクリッパーズでも、当時のセルティックスを倒すことはできないと見ているという。
8月28日(現地時間27日)に『Clutchpoints』へ掲載された記事の中で、リバースHCは「そう思うね。それに、あのチーム(当時のセルティックス)にはグループとしてメンタル・タフネスがあったから」と言及。そして「非常にスキルが備わっていたし、チームとしての選手層も厚かったんだ。それらのお陰できわめて特別なチームにさせていたんだ」と口にした。
とはいえ、今季のクリッパーズも豪華戦力を有していることは間違いない。昨季のファイナルMVPカワイ・レナード、昨季のMVP最終候補に入ったポール・ジョージというリーグ屈指の実力者を獲得しただけでなく、ロースターにはディフェンス力に定評があるパトリック・ベバリー、昨季の最優秀シックスマンのルー・ウィリアムズ、エネルギッシュなプレーでチームを盛り立てるモントレズ・ハレルなど、クリッパーズ史上最高と言っても過言ではないロースターを形成している。
それでも、「あの時のセルティックスについて、ほとんどの人は“ビッグ3”を思い浮かべるだろう。だがロンドとパーク(パーキンズの愛称)はいずれもすばらしい選手だった。あのチームにはハウスやアレン、ポージー、ブラウンといった選手たちがおり、本当に層の厚いバスケットボールチームだったんだ。今のクリッパーズは、あの時ほど選手層が厚いとは言えないよ」とリバースHCは言う。
ベンチスタートのウィリアムズとハレルが実質的にエース格を務めていた昨季と違い、今季はレナードとジョージを中心としたチームへと変貌するため、今季のクリッパーズには未知数な部分が多い。
ただし、当時のセルティックスも開幕前の下馬評で選手層の厚さについて不安視されていた。そんな中で、セルティックスはプレシーズン期間にローマ(イタリア)とロンドン(イギリス)でゲームをし、外国で共に過ごしたことで選手たちがケミストリーを構築。そこで一体感を生み出し、シーズンが進むにつれてケミストリーをさらに醸成させていったことは見逃せない要素の1つ。
そのため、今季のクリッパーズもレナードとジョージ、ウィリアムズとハレルと一緒にプレーすることで、モーリス・ハークレスやパトリック・パターソンといった中堅選手だけでなく、ジャマイカル・グリーン、イビツァ・ズバッツ、ランドリー・シャメット、ロドニー・マグルーダーといった若手が成長する可能性があるだけに、当時のセルティックスに匹敵する強さを見せつけることは十分ありうるのではないだろうか。
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