「俺たちはすごいコラボを沢山手に入れたんだ。きっと楽しめると思うし、俺もワクワクしている」とタッカー
3月22日(現地時間21日、日付は以下同)。ヒューストン・ロケッツの名脇役PJ・タッカーがインスタライブを行い、スニーカーサイト『Nice Kicks』とのQ&Aの中でスニーカーショップをオープンすることを発表した。
「10月にグランドオープンするつもり。俺たちはすごいコラボを沢山手に入れたんだ。きっと楽しめると思うし、俺もワクワクしている」とタッカー。
196センチ111キロという屈強な肉体を持つタッカーは、コーナーから放つ3ポイントと粘り強いディフェンスが光る“3&D”タイプのプレーヤー。スモールボールを展開するロケッツでは、実質センターの役割をこなし、勝利に不可欠な名脇役としての地位を確立している。
その一方で、タッカーは無類のスニーカー好きとしても知られており、裏方的なプレーとは裏腹に、「エア ジョーダン」シリーズやコービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)の珠玉のモデルを着用するなど、その足元が注目されていた。
今季で在籍3シーズン目のヒューストンでスニーカーショップを開くことについて、タッカーは「ヒューストンのスニーカーカルチャーは最高さ。スニーカーヘッズがたくさんいるし、大勢の人たちがシューズを愛しているんだ。俺が思ってた以上にね。だからもっと活発になるべきだと思ってるんだ」と語っている。
NBA選手の中でもスニーカー好きは多く、『ESPN』によるとこれまでにもボビー・シモンズ(元ロサンゼルス・クリッパーズほか)、デリック・ウィリアムズ(現未所属)、デレック・アンダーソン(元ポートランド・トレイルブレイザーズほか)がスニーカーショップをオープンしている。
現在、NBAは新型コロナウイルスの感染防止のため、レギュラーシーズンを中断しているため、本業のバスケットボールについては個人としてのワークアウトしかできないのが現状だが、「俺の夢の1つ」と公言するスニーカーショップのグランドオープンに向けて、タッカーは着々と準備していることだろう。