2020.06.24

デリック・ローズ、若いころに肉体のケアをしなかったことを悔やむ「当時の僕は子どもだった」

今季新天地ピストンズでシックスマン、そしてスターターとして活躍してきたローズ[写真]=Getty Images
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ローズが肉体管理について言及

 今季開幕前、デトロイト・ピストンズと2年契約を交わしたデリック・ローズは、当初はチームのシックスマンとして活躍。勝負所ではクラッチショットを沈め、シーズン途中からはスターターとして起用されると、出場した50試合で平均18.1得点2.4リバウンド5.6アシストを記録している。

 シカゴ・ブルズ時代には最年少でシーズンMVPに輝いたものの、その後は度重なる膝の大ケガに苦しみ続けていたローズ。しかしかつてのような身体能力を活かした爆発的なプレースタイルを改めた彼は、ジャンプシュートやスキルを向上させることで進化を果たし、ミネソタ・ティンバーウルブズに所属していた昨季にキャリアハイ50得点を達成している。

 現在は31歳と年齢的にもベテラン選手の域に達しつつあるローズだが、『Bleacher Report』によると、若いころに肉体のケアを怠っていたことについて言及したそうだ。長年リーグで活躍して優勝経験もあるチャウンシー・ビラップス(元ピストンズほか)とラマー・オドム(元ロサンゼルス・レイカーズほか)についてもコメントしながら、ローズは自分の過去を以下のように振り返っている。

「試合が行われる前、チャウンシーがどんなふうに自分の体をケアしているかを以前はよく目にしていた。試合前のラマーは、肉体管理のために腹筋運動のルーチンをしていたんだ。それらを目にしていた僕は、『彼らはまったく別のレベルにいる』というふうに捉えた。当時の僕はまだ子どもだったから、『そんなことを今すぐにやらなきゃなんて思わない。自分は試合に出場してダンクを叩き込める』という感じだった。けれどそれは若いころに見落としていたものであって、あの頃に(体のケアを)しておけばよかったなと思っている」

 ローズが振り返ったように、ブルズ時代に早くから肉体のケアに取り組んでいたら、大ケガのない現在とは違った未来が訪れていたかもしれない。しかし長年の苦しみを乗り越えて、昨シーズンのような感動を多くの人々に与えてくれたのは紛れもなく事実だ。改めて素晴らしい選手であることを証明した彼が、今後晩年に向かってどのようなキャリアを送っていくのか注目していきたい。