アンストッパブルなリラードにネッツ指揮官は脱帽
8月14日(現地時間13日)、ポートランド・トレイルブレイザーズとブルックリン・ネッツのシーディングゲーム(順位決定戦)が行われ、ブレイザーズが134-133と接戦を制した。試合は大きく相手を突き放すのではなく、一進一退の攻防となったが、この日プレーイン・トーナメント進出をかけてブレイザーズのデイミアン・リラードが42得点と爆発。トランジションでの鋭いレイアップ、さらにはディープ3を沈めるなど、アンストッパブルなパフォーマンスを披露した。
このリラードの驚異的なスコアリングについて、ネッツの暫定指揮官であるジャック・ヴォーンHC(ヘッドコーチ)は、「今夜我々は全力で彼を抑えにかかった。なんて素晴らしい選手なのだろうか、彼はゲームを変えている。ハーフコートから難なく正確にシュートを放っているんだ」と、コメントしたそうだ。『ESPN』のニック・フリーデル記者が報じている。
またこの試合終了後、リラードは「切迫感、エナジー、ペース、そういったようなものをコート上で感じていたよ」と、試合中の感覚を振り返った。シーズン再開後のリラードは非常に目覚ましい活躍を続けており、特に直近3試合で合計154得点を叩き出している。「僕らは自分たちが今目指している場所に相応しいチームだ」と、プレーオフ進出に向けて思いを口にしたリラード。ブレイザーズ(8位)は、この勢いのままメンフィス・グリズリーズ(9位)とのプレーイン・トーナメントに全力で挑んでいくことになるだろう。