2020.12.22

ウィザーズの八村塁が流行性角結膜炎のため戦線離脱、今季初出場は2021年までお預け

約3週間の戦線離脱が発表された八村[写真]=Getty Images
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 12月22日(現地時間21日、日付は以下同)。ワシントン・ウィザーズは2年目のフォワード、八村塁が流行性角結膜炎のため、約3週間欠場することになると発表した。

 14日に行なわれたプレシーズン初戦。八村はブルックリン・ネッツ相手に先発パワーフォワードとして23分6秒をプレーして18得点4リバウンドをマークするも、翌第2、3戦を欠場していた。

 22日にスコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)は「今は様子を見て、待つことしかできない。day-to-dayでしばらく欠場する。目がかすんで見えることと、光に対して敏感になっているそうだ。少しずつ良くなっているようだが、まだ時間はかかる。眼科医は(八村の症状が)重傷で、(回復するまで)待つしかないと言っている。今は練習ができないんだ。先週の時点では2、3日で治って、数日後には練習に参加できると期待していたんだが、これは重傷のケースのようだ」と話している。

 ウィザーズは24日にアウェーでフィラデルフィア・セブンティシクサーズとのレギュラーシーズン開幕戦を迎えることになる。今後3週間となると、八村は来年1月12日までの11試合を欠場することになりそう。

 八村の代役として、ブルックスHCは選手名を挙げることはなかったが、「代役の選択肢はいくつかある」と口にしていることから、ダービス・ベルターンズやイサック・ボンガ、モリッツ・ヴァグナー、アンソニー・ギルといった選手たちをパワーフォワードとして起用していくことが予想できる。

 キャリア2年目の開幕戦に間に合わなくなってしまったことは残念だが、八村にはまず流行性角結膜炎を完治させて、プレーできるゲームシェイプを取り戻してほしいところだ。

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