5月20日(現地時間19日、日付は以下同)に行なわれたロサンゼルス・レイカーズとゴールデンステイト・ウォリアーズによるプレーイン・ゲームは、アウェーのウォリアーズ優勢の展開が続く中、最後はレブロン・ジェームズのディープスリーによってホームのレイカーズが103-100で制し、プレーオフ進出を決めた。
19日から始まったプレーイン・トーナメントは、まずボストン・セルティックスがワシントン・ウィザーズを下してイースタン・カンファレンス第7シード、レイカーズがウェスタン・カンファレンスの第7シードをそれぞれ手にした。
そして21日にワシントン・ウィザーズがインディアナ・ペイサーズを下してイースト最後となる第8シードを獲得。翌22日にウォリアーズとメンフィス・グリズリーズによる、ウェスト最後の座をかけた一発勝負が展開されることとなる。
なかでも、昨季覇者レイカーズと今季の得点王ステフィン・カリーを擁するウォリアーズによる一戦は大いに盛り上がっており、『ESPN』がカバーしたこの試合は2019年のウェスタン・カンファレンス・ファイナル以来、最高値をたたき出したと『RealGM』が報じている。
この試合では561万8000人が視聴し、残り数分の勝負どころでは最大614万9000人まで上昇。これは昨季行なわれたポートランド・トレイルブレイザーズ対グリズリーズによる初のプレーイン・ゲームと比較して190パーセントまで跳ね上がったばかりか、今季ここまでのゲームで見ても、レイカーズ対ダラス・マーベリックスによるクリスマスゲームに次ぐ2番目の視聴者数を記録したという。
来季以降もこのプレーイン・トーナメントが継続されるかどうかは未定ながら、ここまでは概ね順調と言っていいだろう。