2021.06.21

西の準決勝で敗退したドノバン・ミッチェル「平常心ではいられない」

プレーオフ中は足首に故障を抱えながらプレーしていたミッチェル[写真]=Getty Images
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「来週一体何をすればいいのか、それもわからないんだ」

 今シーズン、開幕から好調を維持し、レギュラーシーズンを西の首位で通過していたユタ・ジャズ。プレーオフに突入するとファーストラウンドでメンフィス・グリズリーズを4勝1敗で打ち破り、カンファレンス・セミファイナルでは優勝候補のロサンゼルス・クリッパーズと激突した。

 しかしホームでシリーズ2連勝を果たしたあと、ジャズは4連敗を喫してシリーズ敗退となった。このクリッパーズとの戦いでは、主力のマイク・コンリーがハムストリングの故障で第6戦まで出場できず、エースのドノバン・ミッチェルも足首に問題を抱えながらプレーを続けていた。

 チームとして万全な状態でゲームに挑めず、今シーズン終了となったジャズ。優勝を狙えるだけの力があっただけに、4連敗でシーズンに幕を閉じたことは極めて受け入れがたいことだろう。『FadeAway World』によると、ミッチェルは今回の敗戦について以下のように言及したそうだ。

「自分のなかでまだ消化しきれていない。今でもショックを受けているよ。来週一体何をすればいいのか、それもわからないんだ。おそらくはプレーオフの試合を観るのだと思う。けれど平常心ではいられないだろうね。この悔しさは昨年以上のものだよ。長きにわたって忘れられない出来事になると思う」

 クリッパーズとのシリーズでは、6試合中5試合で30得点以上を記録していたミッチェル。シリーズ突破に向けて鬼気迫る思いで戦っていたことが、数字に表れている。それだけにショックも大きいのかもしれないが、この経験を糧に来シーズンはさらなる飛躍に期待したい。

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