インハイ出場
開志国際キャプテンの
『俺のバッシュ』

7日(現地時間6日)にボストン・セルティックスは敵地でニューヨーク・ニックスと対戦。第4クォーター終了を目前にして同点で並ぶ両チームだったが、RJ・バレットに3ポイントシュートでのブザービーターを沈められ、セルティックスは105-108と悔しい敗戦となった。
この試合、セルティックスはエースのジェイソン・テイタムが36得点6リバウンド9アシストをマーク。試合時間残り2秒で値千金の同点弾を沈めるも、バレットの決勝点にブロックの手はわずかに届かず。テイタムにとって、この敗戦は相当応えたようだ。
米スポーツメディア『The Athletic』のジャレッド・ワイス記者によると、テイタムは試合後に痛切な想いをこぼしたという。「カンファレンスファイナルに出場していた当時を振り返ってみると、その瞬間に本当に感謝することになる。ルーキーのときは、それが普通だと思ってたんだ」
Jason Tatum: "In the grand scheme of things, I look back to those years when we were going to the Conference Finals and it makes you really appreciate those moments, because it’s hard, it’s not easy. Early on in my rookie year, I thought it was normal."
— Jared Weiss (@JaredWeissNBA) January 7, 2022
テイタムは2017年のドラフトでセルティックスから3位の指名を受け入団。初年度から地区決勝へ進む原動力となり、3年目の2019-20シーズンにもカンファレンスファイナルに進出。順調すぎるほどのスタートを切ったテイタムだったが、7日時点で18勝21敗の東地区11位と今のチーム状況は芳しくない。
しかし、厳しい黒星となったセルティックスだが、挽回のチャンスはまだまだ残されている。「タフなことだけど、僕たちはチームを再編成しなければならない。リードを失い、第4クォーターを終えることができないのはきついことだ」とテイタムは語り、改善の道を探る。
苦しい時間の続くセルティックスだが、同地区8位のシャーロット・ホーネッツは20勝19敗と十分射程圏内だ。今シーズンもプレーオフに進むべく、セルティックスはどのような変化を加えてくるだろうか。