2022.01.07
11月2日(現地時間1日)のシカゴ・ブルズ対ボストン・セルティックス戦は、第3クォーター残り約3分の時点でホームのセルティックスが19点ものリードを手にしていた。
だが「僕らが戦い続けたことを見ることができてすごく満足している。ロードで大量得点差になって、プレーするのがタフな場所ではあったけど僕らが慌てることはなかったよ」というデマー・デローザンの言葉どおり、ブルズが猛反撃で試合をひっくり返し、最終スコア128-114で勝利を収めることに。
セルティックスではジェイレン・ブラウンが28得点7リバウンド、ジェイソン・テイタムが20得点、アル・ホーフォードが20得点10リバウンド3アシスト、マーカス・スマートが16得点4スティール、デニス・シュルーダーが13得点5アシストを残すも、イースタン・カンファレンス12位へ低迷。
この大逆転負けにより、セルティックスは3連敗を喫して2勝5敗。イメ・ユドーカHC(ヘッドコーチ)は「我々は立ち上がって、快適になってしまった。そこで第3クォーターのところでゲームは終わりだと少しばかり思ってしまった。そこで早いうちから(勝利したものだと)祝福し始めてしまった。いいレッスンになった」とポジティブに捉えていた。
ところが、チーム最古参のスマートは主軸を務めるテイタムとブラウンというオールスターデュオへ「パスしろ」と苦言を呈した。
「どのチームも、僕らがジェイソンとジェイレンで行こうとしていると分かっている。どのチームもあの2人をストップしようと向かってきている。で、スカウティングレポートでは彼らからボールを手放すように仕向けてパスをさせようとしている。でもあの2人はパスしたがらないんだ」。
この試合でブラウンとテイタムは計48得点。だがブルズの追い上げに遭った後半に失速していき、第4クォーターはテイタムの2得点のみで、ブラウンは無得点に。
「彼らが学んでいくこと。彼らは今でも学んでいる。彼らがここまで前進を続けてきたことを誇りに思う。でも終盤に自分たちだけでクリエイトするんじゃなくて、もっと周りの選手たちを活かしていく方法を見つけて、新たなステップを踏んでいかないといけない」
「それが今僕らが彼らに求めていることであり、彼らは今も学んでいるところなんだ。あの2人を助けていくことが、このチームを助けることになる」
スマートはそう語り、テイタムとブラウンへ注文しつつ、彼らが依然として学んでいる最中だとフォローしていた。
セルティックスが連敗から脱し、再び白星を量産させるには、オールスターデュオの奮起が不可欠になることは明白だ。
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