2022.01.26

6試合ぶりに復帰したザック・ラビーン「家でただ座って試合を観ることにうんざりした」

ラヴィーンが6試合ぶりに戦列復帰[写真]=Getty Images
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 1月25日(現地時間24日、日付は以下同)。シカゴ・ブルズは敵地ペイコム・センターでオクラホマシティ・サンダーを111-110で下して連敗を2で止めた。

 一時はイースタン・カンファレンス首位に立ったブルズだが、ロンゾ・ボールアレックス・カルーソが相次いでケガのため戦線離脱。そしてザック・ラビーンも15日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦の序盤で左膝に痛みを感じてコートを去り、欠場を続けていた。

 ボールとカルーソという貴重な戦力を失ったブルズは、サンダー戦で6試合ぶりにラヴィーンが復帰して23得点7リバウンド7アシスト2スティールをマークして勝利に貢献。

「僕は家でただ座って試合を観ていることにうんざりしたんだ。自分は健康体にある。家で座っていること、それにチームを助けられないことは最悪だからね」。

 サンダー戦後にそう話していたラヴビンは、ここ数週間プレーしていて左膝にいくつか不安があったと明かしていた。だがMRI検査の結果、構造上の損傷は発見されず、状態も良くなってきたことでチームへ復帰することを決めたという。

「もうこれ以上、待てなかったんだ。家でもワークアウトをしてきた。自分の膝も健康な状態にある。実際、彼らが言っていたように、構造上の問題はなかったわけだしね。いい感じだよ。もう試合を観ていることに飽き飽きしていたところだったんだ」。

 ブルズはボールとカルーソに加え、パトリック・ウィリアムズデリック・ジョーンズJr.もケガで欠いており、戦力ダウンしてしまっていることは否めない。

 それでも、デマー・デローザンニコラ・ブーチェビッチというベテランデュオにラビーンも復帰してきたことで、十分戦える戦力を有していると言っていい。5シーズンぶりのプレーオフ進出を狙う古豪が見据えるのは勝利のみ。今後も白星を積み重ねていくことだろう。

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