2022.12.21

ウィザーズがサンズとの熱戦を制して連敗を「10」でストップ…クーズマとビールが躍動

強豪サンズとの接戦を制して連敗を止めたウィザーズ[写真]=Getty Images
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 12月21日(現地時間20日)、NBAのレギュラーシーズンが行われ、八村塁が所属するワシントン・ウィザーズはフェニックス・サンズとアウェーで対戦した。

 10連敗中のウィザーズは、ケガで離脱中の八村やデロン・ライトに加え、クリスタプス・ポルジンギスが体調不良により欠場となった。エースのデビン・ブッカーが欠場しているサンズを相手に、ウィザーズは試合開始からカイル・クーズマを中心に得点を重ねてリードを奪う。しかし、第1クォーターだけでディアンドレ・エイトンに12得点を奪われると、27-30で最初の12分間を終えた。

 続く第2クォーター、序盤にウィル・バートンの3ポイントシュートやダニエル・ギャフォードのダンクでリードを奪うと、その後は両チーム譲らず一進一退の展開に。それでも、中盤にモンテ・モリスの連続得点やコーリー・キスパートの得点でウィザーズがリードを広げると、53-48で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、序盤にクーズマの3ポイントでウィザーズが点差を2ケタに拡大すると、ブラッドリー・ビールも得点を伸ばす。しかし、エイトンやクリス・ポールに活躍を許してサンズに点差を詰められると、終盤にはランドリー・シャメットに長距離砲を決められ、80-78で最終クォーターへ。

 勝負の第4クォーター、開始からサンズに9-0のランを作られて逆転を許し、一時は2ケタのビハインドを背負う。それでも、デニ・アブディヤとクーズマの連続3ポイントで点差を詰めると、終盤にはビールが立て続けに6得点を奪って逆転に成功。さらに、クーズマの長距離砲とアブディヤのフリースローで9点差に広げるが、最後までサンズの猛追を受けることに。試合残り20秒を切ってから、シャメットに3本の3ポイントを決められるも、ビールのフリースローでなんとかリードを保ち、最後は113-111でウィザーズが勝利を飾った。

 連敗脱出に成功したウィザーズは、クーズマが5本の3ポイントを含む29得点6リバウンド6アシスト、ビールが27得点6リバウンド6アシスト、アブディヤが16得点10リバウンド、ギャフォードが12得点9リバウンドをマークした。

 一方のサンズは、シャメットが9本の3ポイントを含む31得点5アシスト、エイトンが30得点13リバウンド、ポールが12得点11アシストを挙げるも、連勝が「3」でストップした。

■試合結果
フェニックス・サンズ 110-113 ワシントン・ウィザーズ
PHX|30|18|30|32|=110
WAS|27|26|27|33|=113

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