2022.12.30

バックスは痛恨の逆転負けも、アデトクンボが直近10年間で4人目の快挙達成

ブルズ戦で大暴れを見せたアデトクンボ[写真]=Getty Images
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 12月29日(現地時間28日、日付は以下同)に行われたシカゴ・ブルズ戦。アウェーのミルウォーキー・バックスは第4クォーター残り8分8秒の時点で94-79と、15点をリードしていた。

 そこからブルズの追い上げに遭うも、残り3分19秒にグレイソン・アレンの3ポイントシュートが決まり、リードを11点にまで広げた。ところが、ブルズの粘りは続き、残り11.1秒のスローインをデマー・デローザンがスティール。アヨ・ドスンムのダンクへつなげ、ブルズが残り7.8秒で同点に追いつき、延長の末にバックスは113-119で痛恨の逆転負け。

 ブルズではデローザンが42得点10リバウンド5アシスト2スティール2ブロック、ザック・ラビーンが24得点4アシスト、ニコラ・ブーチェビッチが15得点14リバウンド5アシスト3ブロック、ゴラン・ドラギッチが12得点を残し、貴重な1勝を手にした。

 バックスではヤニス・アデトクンボが45得点22リバウンド7アシスト、ボビー・ポーティスが20得点11リバウンド、ブルック・ロペスが14得点6リバウンド4ブロック、アレンが13得点。

「いろんなことが積み重なったんだ。僕らは9点、11点差だっけ? (残り)2分18秒だっけ? 1つのプレーだけが原因じゃない。そういったプレーが積み重なった結果だ。相手はショットを決めて、リング下へ突っ込んでフリースローラインに立った。で、僕らはショットを決めることができなかった。つらいね。いろんなプレーが積み重なってしまったんだ」

 アデトクンボは試合内容についてそう悔やんだのだが、この日残した45得点は今シーズン最多タイで、22リバウンドはレギュラーシーズンとしては自己最多という好成績。

 『StatMuse』によると、直近10シーズンで1試合に45得点20リバウンド以上をたたき出したのは4選手のみ。そのうち2選手はアデトクンボと28日のニューヨーク・ニックス戦で60得点21リバウンド10アシストをマークしたルカ・ドンチッチで、24時間以内に超絶なスタッツを残したことになる。

 バックスとしては、ドリュー・ホリデー(ハムストリング)、クリス・ミドルトン(ヒザ)をケガで欠いていたことも響くこととなった。

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