2023.05.06

シリーズ第2戦を落としたレイカーズのレブロン「点を取り続けなきゃいけない」

レブロン(右)とウォリアーズのカリー(左)[写真]=Getty Images
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 5月5日(現地時間4日、日付は以下同)にチェイス・センターで行われた「NBAプレーオフ2023」のウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第2戦。ロサンゼルス・レイカーズはゴールデンステイト・ウォリアーズ相手に第1クォーター終了時点で33-26と、7点をリードしていた。

 ところが、続く第2、第3クォーターでウォリアーズが84-47とレイカーズを圧倒。第4クォーター開始時には30点ビハインド(80-110)を背負うことになり、最終スコア100-127の大敗を喫することに。

「相手はアジャストをしてきた。俺たちは彼らがそうしてくるのは分かっていた。あれこそ、チャンピオンシップチームがなせること。彼らは今夜、ホームコートを守ったんだ」

 この試合で23得点7リバウンドをマークしたレブロン・ジェームズは試合後にそう語り、敗戦を悔やんだ。レイカーズはレブロンのほか、八村塁が21得点5リバウンド1スティール、アンソニー・デイビスが11得点7リバウンド4アシスト3ブロック、ディアンジェロ・ラッセルが10得点8アシストを残すも、リバウンド面でも40-55と大差をつけられた。

 レイカーズはオールスターブレイク後、ディフェンシブ・レーティングでリーグ4位の111.3を残して16勝7敗と序盤の不振から見事に巻き返しており、レブロンはチームのディフェンス力について自信を失うことはなかった。

「俺たちは今でもリーグでベストなディフェンシブチーム。それは変わらない。俺たちはそれを信じているんだ。それはどこが相手であろうと関係ない」

 今年のプレーオフにおけるディフェンシブ・レーティングでも、レイカーズはニューヨーク・ニックス(105.9)に次いで堂々リーグ2位の106.5を残しており、このチームの根幹を支えていると言えるだろう。

 ウォリアーズはステフィン・カリークレイ・トンプソン、ジョーダン・プール、アンドリュー・ウィギンズ、ジャマイケル・グリーンらが長距離砲を繰り出し、2戦連続で21本もの3ポイントシュートを成功させており、第2戦では成功率50.0パーセントという高確率だった。

 それに対し、レブロンは「点を取り続けなきゃいけない。フリースローラインに立ち、ペイントでも点を奪っていくこと。彼らは走っていくことになるだろう。それが彼らのやることなんだ。だが俺たちは点を取り続けて、自分たちの立場を譲らないようにしていく」と口にしていた。

 レイカーズとしては、初戦でフィールドゴール成功率57.9パーセント(11/19)の計30得点に23リバウンド5アシスト4ブロックの大暴れを見せたデイビスの復調も次戦で勝利するためのカギとなる。

 1勝1敗となったウォリアーズとレイカーズによるシリーズ第3戦は、レイカーズのホーム、クリプトドットコム・アリーナで7日に開催される。

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